2003年、僕にとってのインターネット元年。

shigemots
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公開:2023/11/19

僕がインターネットに出会ったのは2003年、小学3年生の頃でした。

母に買ってもらった携帯型ゲーム機(PlayStation Portable)を使って、インターネットにアクセスしたのが始まりです。

僕が夢中になったのは、「ザ掲示板」「随筆・ザの人」という、個人が運営するサービス群でした(後に、忍者ツールズ、前略プロフィールの運営者によるものだと知りました)。つまり、僕にとってのインターネットは、最初から「コミュニティ」そのものだったのです。

そこには、現実世界とは違う自分になりたい小中高生から、そんな子どもたちと本気で馴れ合う大人まで、様々な人がいました。誰もが言いたいことを書き込み、気の向くままに返信し、時にはスルーする。そこでは誰もが不完全で、少しだけ背伸びをしていました。

そんな自由で、少し雑多なコミュニケーションを心から楽しんでいました。

やがて、無料で配布された掲示板スクリプト(CGI/Perl)を見つけて、組み込まれたCSSをカスタマイズして見よう見まねでデザインをいじり、仲間内だけの「秘密基地」のようなサイトを作りました。

FFFTPで無料レンタルサーバー(ReJEC.NET。運営終了されている)にファイルをアップロードする時の、あの少し緊張する時間が好きでした。あれが、僕にとってのインターネットでした。


当時のインターネットは、今のようになんでも繋がっているわけではありませんでした。あくまで、つながりたい人とだけつながる。お互いのサイトにリンクを張り合うような、ゆるいつながりだった。相手の全部を知っているわけじゃないし、知る必要もない。好きな時に、好きな場所に集まって、他愛もない話をしたり、自己表現をする。その「ゆるさ」が、僕にはちょうど良かったんだと思います。

だから、2003年〜2007年のインターネットに育てられた僕は、「しずかなインターネット」を見つけたとき、すごく良いな、と思いました。

最近のSNSは、「つながり(フォロワー数)」と「評価(いいね)」が絶対的な価値であるかのように錯覚させます。

そんな現代において、ひとの目を気にせず、ただ思ったことを書ける。人とゆるやかに繋がれる。僕が好きだった頃のインターネットの空気が、ここには流れているように思います。


インターネットは、これでいい。

このままで、ずっと続いてほしい。心からそう思います。応援しています。

おわり。

@shigemots
取るに足らない、拙さを残していってみたい。