存在証明

shiina_nai
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公開:2025/12/30

好きな人たちの広告が街に出ていることって、こんなに嬉しかったんだと思った。

11月某日、アルバムの発売に合わせてVOLTACTIONさんが渋谷で広告ジャックを行なっていると告知が出た。

広告ジャックすご〜い。なにやら掲示されているポスターに限定動画が見られるQRコードもあったらしいので、ちょうどいいタイミングで仕事で渋谷に行く機会があった私は、取引先から歩いて渋谷に向かった。

原宿方面から歩いて行き、最初に見つけたポスターが上記の写真のものだった。

なんだか、それを見て無性に感動してしまった。

自分が普段生活をしている街に“当たり前のように”存在していて、それがそっと街に馴染んでいる。それは決して目立たないというわけではなくて、ピンクを基調としたビジュアル、彼らの写真が渋谷のストリート文化の中の一部になっているという感覚。それがすごく彼らが“居る”のだと実感させてくれて、感動してしまった。

VTuberである彼らとリスナーとは普段画面を介したコミュニケーションメインで、いわゆる自分とは存在している次元が違うのだと思う。もちろん、ほぼリアルタイムでのやり取りが可能だし、彼らが“存在している”という感覚はある。

それを踏まえて「配信を見る」という行為は、リスナーが彼らの世界に飛び込んで行っているというイメージ。

対してこの渋谷のポスタージャックに関しては、“彼らが私たちの世界に来てくれた”という感覚を抱いた。こちらに来て、その存在を教えてくれる。

「直接会える機会を」

「また会おうね」

彼らが時々口にするその言葉と同じように、個人的には、その“居る”という実感がこのポスタージャックから感じられて、とても嬉しくて、幸せで、あぁ見に来て良かったなと思ったのだ。

結局、その日は仕事中だったため(!?)、仕事用の備品の買い物に行く道中で見つけられたものだけを見て、別日にもう一度ポスターを見に行った。

全部のポスターを見つけたくて渋谷を歩き回った1日。この日は私に一方的にVTuberを見せられている友達も同行してくれて、一緒にキョロキョロしながら渋谷を散歩してくれた。なんなら「トラック走ってるなら池袋も行く?」と言ってくれて、これまた池袋まで同行してくれた。本当にありがたい限り。いい友達を持った。そして、歩数は2万歩越えだった。本当にありがとう。

とてもとても素敵な体験ができたな〜と思う。

自分が、ポスターを見るだけでこんな気持ちになるなんて思わなかった。

彼らの存在をこれまで以上に色濃く感じられた2025年、最高にいい1年でした。