今年の手帳が届いた。欲望に忠実におぱんちゅうさぎです。これから1年よろしくね。
先日実家で10年ほど前の手帳を見返していたら、過去の私が思いの外ちゃんと記録をつけていて驚いた。かと思えばぱったりと何も書かなくなる時期もあって(繁忙期だったんだろうな…)、かろうじて見た映画の半券だけは挟みました、といった風のページがひと月ふた月続いたりする。これが勿体なくて1日1ページの手帳をやめたのだったな、そういえば。
映画館に勤めていたこともあって、この時期は本当によく映画を見ていた。仕事で試写もしていたし、休みはもちろん終業後に他の劇場へ滑り込むこともザラだった。それでも年間150本くらいだったと思う。ここ数年は月2〜3本が関の山だし、転職してからはさらに減っている。そしてその月数本の機会も、でかい画面とでかい音を楽しめる作品を優先してしまうので、結果ミニシアターからは足が遠のきがちだ。恥ずかしながら元職場ですら今何がかかっているのかわからない。
ミニシアターに限った話ではないけれど、映画って普通に生活しているだけではごく一部の作品の情報しか入ってこない。劇場に通うなり自分からアンテナを張っていかないと、その作品を知ることすらできない。働いていた頃はほぼ毎日どこかしらの劇場にいたので、そんなこと気にもしなかったけれど、一度離れてみるとこれってものすごく不便だ。その手に持ってる板で情報収集しろと言われてしまえばそれまでなのだけど、もう少しアンテナ感度が低くても情報に触れやすいといいのにね。
とりあえずボーはおそれているを見に行きたいです。