藤原定家の直筆の古今和歌集注釈書が見つかったというニュースがあって、そういのもあるところにはあるのだなという感想。藤原定家のwikipediaを見ていると「『玉葉』によると文治元年11月、少将雅行に嘲弄されたことに激怒して、脂燭(ししょく)で相手を殴り除籍となり、『古今著聞集』によると父俊成から和歌によって取りなして貰い、後鳥羽天皇から許しを得たとあるほど気性が激しく」とあり、なかなかのものである。現代で言うと煽られてカッとなってしまった、ということだろうか。しかし1000年近く前の人物のことがいろいろ残されているのは重要な人物だったからなのだろう。