個人の給料の上昇と事業の成長をあわせていけるようにする

shinkufencer
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自分がエンジニアリングマネージャーをしていたときに相対するメンバーに対して「あなたの給料を上げるのが私の仕事です」というセリフをよく話していた。

これはどういうことかというと「個人のやりたいことが事業の成長にフィットするように合わせていきたい」というメッセージであった。これがマッチすると給与の決定を司る人に対してわかりやすく説明ができるというのも大変大きい。

識者からすると「それってOKRじゃん」ということにはなるんだが、それよりももっと個々人に合わせた感じでは動いていた。

何せ私がエンジニアリングマネージャーをやっていたところはベンチャー企業の所属だったので、バックエンドエンジニアとしてのお仕事がメインのところで「生成AIの仕事がしたいです!」と言われてもその席を用意することは叶わない。そのため、いまある事業ニーズと個々人が持つやりたいことを上手く合わせるということをよくやっていた。特に本人の口から出ずとも、普段の会話からいい感じにフィットできそうな事柄を探していた。

この理論は自分の内省のときにも使えるので、上手く使えるとよいなとは思っている。

@shinkufencer
日々の思考の欠片