(今から書くのはもはや日記などでもなく記録)
21時17分、母からの着信があり、そのときにいたスタバを飛び出してそのまま電車へ。祖父の入院している病院へ向かう。22時過ぎ頃、病院に到着。
SpO2(酸素飽和度)が到着時点で76〜77を推移。呼吸が苦しそうすぎるが、意識はある。話しかけると頷いたり、目を見張ったりと反応がある状態でひとまず一命は取り留めていた。心拍は不安定、ことの発端となった血圧も不安定だった。
病院に訪れる前、一度心停止をしており、血圧も40台まで低下したそうだ。家族の到着と同時に持ち堪えるのだから、祖父はやはり強い人だなあと感じている。
26時33分、現在も何度か不安定な状態を繰り返しているがなんとか安定してはいる。心拍は90、血圧は上が149、下が82、SpO2は85。よく眠っている。引き続き見守りたい。
一時間に一度くらいは目を覚ましていて、そのたびになにか声を出したり、目や表情で感情を語ろうとしてくれている。ささやかでもコミュニケーションを取れる時間があるのが救いだ。
ただ、右肺のほとんどに水が溜まっているらしく、かつ、点滴の水分を排出するほど内蔵器官の体力がないため、身体がむくみたい放題で心配だ。手を握ると赤子のクリームパン現象よろしく、ぷにぷにと弾力がある。
その後時間は進み、明け方、5時をまわった。容態は相変わらず安定していて、心拍は90、血圧は上が127、下が68、SpO2は90。心停止から8時間、なんとか持ち堪えている。
祖母や母はそもそも徹夜に慣れていないので身体のダメージがなかなかのものだが、病院から離れるのも不安だからとお医者さんが出勤するであろう10時までは病院で過ごすらしい。祖父のタフさもさながらだが、祖母の精神力も凄まじい。
わたしは一旦容態の安定を祈りながらシャワーを浴びるため自宅へ。また9時頃を目指して病院へ戻ってくる予定だ。めちゃくちゃしんどいが、つらいだのなんだの言ってる暇はない。もう少し頑張るしか選択肢は残されていないのだから。