わたしのInstagramを見てくれている人はご存知だろうが、なかなかの頻度でパーソナルトレーニングに通っている。現在はだいたい週に二度の頻度だ。
通うようになった理由は以前もどこかで話した通り、趣味で続けているテニスに活きるよう動ける筋肉をつけたいからで、今現在もなおそれを目的にひたすら鍛えるという日々を送っている。
けれども、最近になって、テニスのためにトレーニングをしているというより、トレーニングのためにトレーニングをしているという感覚のほうが強くなってきた。というのも、あまりに楽しすぎるのだ。
もちろん、筋トレはすごくしんどい。痛いし、苦しいし、つらい。こんなもんなにが楽しいのだと思う瞬間もある。ただ、身体ってものはおもしろくて、めちゃくちゃ成長してしまうらしい。
この間まで25kgしか持ち上げられなかったバーが、35kgまで頑張れるようになったとか。自重でしかできなかった種目も、重さを持って耐えられるようになったとか。わかりやすく、身体は努力するたび応えてくれる。その感覚に病みつきになるのだ。
そんなわけで、現時点でのわたしはというと、早く次のトレーニング日を迎えたくてたまらなくなり、その日を迎えると朝からニッコニコとしてしまう変態と化している。
テニスとか、生業にしている文章などは、良くも悪くも頑張った分がそのまま結果に表れるものではないなと思う。なかなか成果には繋がらなかったり、停滞を繰り返したりと、起因する要素がさまざまあるから複雑だ。
その点、トレーニングはわかりやすい。サボればだめになるし、頑張ればその分身体が変わるから。曖昧さのなかで暮らしている人間にとっては、そんなシンプルな仕組みに惚れ惚れとするのでもあった。
身体を動かしたい症候群にかかっているわたしは、今以上のハードワークを求めて、友人とキックボクシングに行く約束まで取り付けてしまった。
2024年は一層ハードに、一層がむしゃらに、楽しく身体を動かしていきたいと意気込んでいる。