39度、あっつあつな日

詩乃 / shino
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テニスの試合を終えて、シャワーを浴び、眠りにつこうとした頃。なんとなく身体全体に違和感を覚えて、悪い予感がするな〜と思った。この悪い予感はだいたいが体調不良の前触れなので、大抵当たるし、対処法も知っている。

ということで、常備してある麻黄湯を取り出し、2包を身体にイン。まあ、よく熱を出す民として、いつも通りのふるまいを徹底したのち、ヒートテックを着込んでベッドにイン。

これでよくなるといいな〜と願って眠りについた。

翌朝、7時頃。ま、じ、で、身体が痛い。頭痛が半端じゃない。身体から湯気が出そうなくらいに暑い。誰に対して怒っているわけでもないのにムカムカする。あ〜やってんなあ〜。

とりあえず、体温計を探しあてて、この沸騰寸前の体温がいかなるものかと計ってみる。ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ、早すぎるくらいに早い通知音からは、なんとなく20秒くらい待つのがマイルール。

おそるおそる取り出してみると、表示は「39.0°C」。あちゃ〜〜〜やらかしてますなあ。久々にみたよ、39度台って。大人になるとそうそう出ないのよね。

寝込んだ人間が食べられるものなんて常備している我が家ではないので、働かない頭でUber Eatsのアプリを再インストールして、近くのコンビニでいくらかの食料と飲み物を購入。

あとはもう、ただひたすらに寝る、寝る、寝る。目覚めている時間がすべて苦痛なので、とにかく、一分一秒でも眠ることに使いたかった。

結局、今日はほぼ飲むも食べるもできずに終わり、ただ苦しみに耐え忍んだ一日にはなってしまったが。

インフルエンザなのか、胃腸炎なのか、その両方のような絶妙な体調のなか、手持ちの薬でなんとか逃げきるような時間を過ごしたのだった。

こういう日に関して、思うことはただ一つしかない。「健康ってのは、一番のしあわせである」。以上、解散!

@shino74_811
暮らしが好きな旅の人。属性は編集者。もっとも気を抜いて文章を書いている場所なので大した期待はしないでください。