東京に戻ってきた。控えめにいっても、最近のわたしは頑張りすぎていると自覚していたので、今日くらいはゆっくりしようと思っていたが、人は一度スイッチが切れると起き上がるのに相当の労力を使うらしい。
当たり前の話だが、すでに回り始めている歯車を回転させ続けるのに必要なエネルギーよりも、止まっている歯車をグルグルと回し始めるほうが多くのエネルギーを使う。
わかっていても、わたしという人間は時折プツンと集中を切らしてしまう人間なのである。かなしい。
とはいえ、正直、2月も折り返したばかりだがハードワークすぎている。執筆した原稿は40本以上あるし、取材も週1〜2ペースで入っている。編集も週2本ペース。駆け出しのライターなのかと思うような業務量で、シンプルに時間が足りない。
これを涼しい顔してこなさなければならないと思うと、せめて息継ぎの時間くらいはほしいものだ。正直、2月においては一日たりとも休むわけにはいかないのだが、少しくらい余裕をつくらないと爆発してしまいそうなのである。
今月は、残りの執筆本数が40本ほど。取材や編集は少し落ち着くはずなので、単に「めちゃくちゃ書けばいい」らしい。幸い、書くこと自体に苦しみを感じているターンなのでなんとかなっているけれども、この大執筆パーティーが終わったら、あそぶぞ!!!
ご褒美っぽいご褒美は用意していないけれど、友人とのんびりあそぶ時間がほしい。おいしいものを嗜む時間や、ただひたすらに積ん読を解消する時間もほしい。
決して楽ではないこの期間だけれども、たまにはがむしゃらに頑張るのも悪くはないからね。反動ごと楽しみながら、生き抜いていきたい心持ちである。