「どうしてそうなるのか?」ということが世の中にはたくさんある。
自分に直接的に影響をもたらさないものは見過ごすことができても、自分に直接的に影響をもたらすものは、ぐおっ!と音を立てて心をえぐってくる。
理由がわかったところで何かが解決されるわけではない。目指すべきは解決なのだが、まず「どうしてそうなるのか?」と、自分とは異なる思考を持つ人の脳内を覗きたくなってしまうがために、「どうしてそうなるのか?」という直接的な質問をして、今日も見事に嫌われている。
「どうしてそうなるのか?」という無駄な疑問が脳内を支配しがちな私は、「これを聞いたら嫌われるだろうな」という未来が予測できているにも関わらず、どうしても手放すことができない非常に厄介な性分なのである。