今回は、私が普段ʏᴜᴍᴇを書く時に使うネタの考え方についてを執筆してみます。しかし、これはあくまでシオノの考え方なので、参考にする程度にしていただけますと幸いです。
じゃあ、一緒に一話作ってみましょう。
まずは季節。どれでもいいです、一つ思い浮かべます。この時、あまり今後のストーリーのことを考え込むとかえって難しくなってしまうので、くじ引き感覚でランダムに選びます。例えば春にしましょう。
次は室内、室外。これもどれでもいいです。先程同様考えすぎはNG。例えば室内にしましょう。
ここからが本番。次は、今決めた二つのことを自分の中で組み合わせます。この時、気温や空気感、匂いなど環境を想像してみるといいです。まだʏᴜᴍᴇのことは考えていません。例えば春、室内。やっぱり出会いの季節かな。教室かな。新学期はありきたりだから五月……クラスが馴染んできて、いつも同じ友達と固まって過ごす人が多いかな。でも、それってつまんないよな。
そして最後、お好みの登場人物を配置します。例えば🌷と🟡。クラスには一人留学生の子がいた。🟡くん、日本語が流暢で格好いいからすぐに人気者になった人。でも、本人に目立ちたい意思がないのか、彼の周りに集まっていた人は一ヶ月でほとんど散っていた。そんな様子を傍から眺めていた私は、気付けば人集りがなくなって見やすくなったあの綺麗な顔を斜め後ろから眺めるのが習慣になっていた。その視線に気付かれていることなんて知らずに。
四ステップ目で急にハンドル切ってしまいました。でもこんな感じです。書けましたか?
設定にもよりますが、特にᴇɴは出身国のことも調べておいた方がいいかもしれないです。オーストラリアなら一月〜二月が新学期です。今回は留学生にしたので考慮しません。また、私はどこの国か🌷が何人か明記しないことでこの問題を避けています(ちゃっかり)。
そして、必ずしも頭から書く必要は全くないです。どうしても言わせたいセリフから書く場合もありますし、どうしても使いたい慣用句を軸にする場合もあります。例えば、この場合だと……「君、そんなに俺の顔好き?」「っ、え」とかを後ろにおいて、間に橋をかけるように繋いでいくと書きやすいかなと思います。
さて、今回は私なりの妄想方法を書いてみました。でも、こういうのは百人いれば百通りだと思うので、あなたに合った考え方を探してみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。何か書けたらぜひどこかで見せてくださると嬉しいです。