notionと3年手帳の運用計画2024

三角/misumi
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紙の手帳や日記、ノートといったものは(使いこなせている人にずっと憧れているし、見たりさわったりするのは大好きだけど)向いていないと自覚している。だから来年もデジタルツールを使って、書いたり記録したりしようと思っていた。の、だけど……

夫が12月はじまりの手帳を買って日記を書き始めた。毎晩手帳タイムを作り文章を書いたりシールを貼って楽しんでいる。その様子をいいないいなと眺めているうちに、つい私も来年の手帳を買ってしまった。しかも、3年手帳。

一応、これまでの手帳挫折経験を踏まえて使い方を考えてみた。ちょうどnotionも用途ごとのページやデータベースを整理しカスタマイズし直したところだ。合わせて、2024年の運用計画を簡単にまとめておこうと思う。

notion

notionに集約させたいことは以下の5つ

  • ヘルスログ

  • Habit tracker

  • ジャーナリング

  • 読書記録

  • やりたいこと100リスト

▶︎ヘルスログ

こんな項目でデータベースを作って、日毎に記録している。事前に選択肢を準備しているので当てはまるものを選ぶ。選択肢にない症状や気になることはメモに付記しておく。何時に頭痛薬を飲んだ、とかも。医者にかかるときにいつからどこが痛むといったことがなるべく正確に分かったら便利かなと思って始めたが、今のところその用途で必要になったことはない。しかし軽い不調も気に留めるようになり、メンタルの振り返りをしておくとなんとなく調子がいい気がするので継続。2023年とほぼ同じ仕様でいこうと思うが、メンタルの項目だけ先日読んだ本(「死ぬまで生きる日記」土門蘭)を参考に選択肢を5つの状態に絞ってみることにした。この記録は数ヶ月分溜まったらテーブルビューでずらっと並べて見返すとおもしろい。

▶︎Habit tracker

2024年から新しく取り入れてみようかなと思っている。今月はお試し期間。昔、紙の手帳でやってみたことがあるが続かなかった。習慣化のための取り組みが習慣にできない罠。notionなら複数のデバイスからアクセスできるので気付いた時に記録できていいんじゃないだろうか。同じ仕組みのヘルスログは続いているし。

テンプレートを自作して、iPad +Apple Pencilで手書き(デジタル)でもいいんじゃないかとひらめいて途中まで作った。(この画像では☆マークもイラレ上でシンボル機能を使って管理するやり方を試している)

が、完成させたところで面倒くさくて使わなくなりそうなので未完成のまま保留中。notionの記録をまとめて転記→画像化してしずかなインターネットに貼り、ひっそりと振り返り月報とか書くのはおもしろそう。でもたぶんやらない。

▶︎ジャーナリング

本来は紙に手書きでやるものらしい。私は、キーボードさえ使えればデジタルでも効果があるように感じているのでたまにやっている。脳のデフラグ。新規ページのタイトルに日付を書いて、あとは頭に浮かぶことを手を止めずにダダダダと打ち込む。5分とか10分とか時間を決めてやる。書き終わったら、ジャーナリング用のデータベースに格納しておしまい。見返したことは今のところない。2024年は週に数回くらいのペースでやりたい。

▶︎読書記録

以前はInstagramに投稿していたが、コメントやDMでのやり取りとスパムブロックが億劫になってしまったため2022年からはnotionに移行。自分のためだけにメモを取り感想を残しておくほうが気楽でいいなというのがここ2年の私の気分である。高ぶる気持ちを誰かに聞いてもらいたいときだけ別途SNSに書くことにしている。タイトル、著者、出版社、読了日などの情報と合わせて読書記録用のデータベースに格納する。2024年も同じような使い方になると思う。しずかなインターネットも併用するかもしれない。

▶︎やりたいこと100リスト

半年に1回作っている。内容は被ることが多いが、一年の途中で振り返りを入れた方が新鮮な気持ちになれるのでそうしている。あと、飽きやすい性格なので年初の興味関心をその年の後半まで持ち続けている可能性が低い。100リストはボードビューでデータベースを作成し、タグを使うと見やすく振り返りやすい。やりたいことのジャンル別にタグを作ってもよさそうだが、私は「1回」「習慣」「完了」というタグにして進捗管理に使っている。1回でもやったら達成とみなすものは、ときどきリストを見返して都度ステータスを完了に切り替える。習慣タグのついた項目は六ヶ月目にまとめて振り返り、できたなと思うものは完了に移行する。ざっくり全体を振り返ったら、また次の半年の100リスト用にデータベースを新規作成しそこにリストアップしていく。ちなみに2024年上期の100リストはまだ書き終わっていない。間に合うのだろうか。

以上が本来手帳やノートが担うであろう機能のうち、notionにその役割を集約させたい事柄である。

notionは他にもweb clipとしても活用している。(ブラウザや他のアプリから共有機能で内容やリンクを指定のデータベースに送ることができる)

あとは書きたいことがあるときや、調べ物をしたときのまとめ、保存しておきたい情報などとりあえずなんでもnotionに放り込んでいる。便利だ。

3年手帳

この手帳を買った。1月始まりなのでまだ何も書いていない。まっさらだ。どきどきする。

手帳には、その日に読んだ本・漫画や見た映画・ドラマ・アニメ、聞いたPodcastを書いていこうかなと思っている。感想は書かない。書きたい時はSNSかnotionへ。手帳には作品名やエピソードタイトルなど情報だけを残したい。

「何かしらの創作物にふれられている状態」というのは私にとって心身の健康のバロメーターになる。昨年から今年の夏にかけていろいろとバランスを崩してしまって大変な思いをした。ここから先はなるべくコンディションのいい日々、いろいろなことを楽しめる日々が続くことを願って、そしてそんな人生が自分の生きたい生き方なんだよということを忘れないために手帳を使ってみようかなと思う。

と、大層なことを言ってみたが、シンプルに「数年前の自分この作品にはまってたんだ〜」とか知れたらおもしろそうだからやってみるのである。

この、パッと開けば数年分の情報を一覧できるというところがnotionでは再現が難しい、手帳ならではの機能だと思う。そしてこれが3年手帳を選んだ理由でもある。デジタルツールと差別化して紙の手帳に記録する意味が自分のなかで見出せていれば上手く使えるんじゃないかなと期待しているけど、どうなるかな。