言語化が上手くなるにはどうすればいいのだろうか。そのような方法をまとめている本もあるが、「どうすれば言語化が上手くなるか」を考察してみる。
本で学ばずに自分で方法を考える理由は、自分で考えることが言語化能力の向上につながると考えているからだ。
言語化を大雑把に言うと
言語化上達の方法を考える前に、言語化とはどのような活動かを分解してみる。
言語化は言い換えてみると、「自分の持つ言葉で概念を表現すること」と言えそうだ。
言語化した内容(文章や言葉)を伝える対象は自分か自分以外になる。
すると、対象に内容が伝わらなければ意味がないのでそれぞれ下記のように言えそうだ。
自分:自分の持つ言葉で概念を表現すること
自分以外:自分と相手が共通して持つ言葉のみを使用して概念を表現すること
自分以外に共有する場合は、相手が理解できる言葉で表現することが望まれる。
「自分の持つ言葉で概念を表現する」
日本語は単語ではなく文章で表現する言語である。
単語は、概念と紐づけた符号的なものと捉えることができる。
文章もまた、概念を単語の連なりで表現したものである。
単語で紐づいている概念は、そのまま単語を使用することで表現が可能である。言語化というと、一般的な単語(多くの人が知っているとされる単語)では表現ができない概念を文章で表現することと言えそうだ。
単語は有限であるため、文章で表現できる概念も有限であると考える。
文章で表現できるか否かで言語化の方法を考えてみる。
文章で表現できる概念
概念を細かい概念の結びつきとして分解する
細かい概念を言葉に置きかえ、文章で表現する
文章で表現できない概念
概念を細かい概念の結びつきとして分解する
細かい概念を近い言葉に置きかえ、文章で表現する
細かい概念に分解するわけだが、言葉で表現できる必要があるので分解する際には自分の持っている言葉(単語)を基準にする必要がある。
語彙が少なければ概念を分解する基準が少なく、複雑なものを分解できないだろう。
言語化を上達させるには、「語彙」と「考えを分解すること」が大事そうだ。
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寝る時間なので続きはまた明日。
概念という言葉で無理やり片付けてる感があるなー。。。