先日、ピューロランドへ行った時、キティちゃんのお部屋で、フェルメールの真珠の耳飾りの少女だ!と子供がいうので見たら本当にあった。どうして知っていたのかな。記憶力の良さに驚く。
推しへの熱中力がある人は羨ましい。娘は可愛いものに命をかけており、可愛いセンサーにかかったマイメロ、キティ、キキララが大好き。興奮気味に大喜びしながら、真剣にショーを眺める。
夢は必ず叶うから、みんなで力を合わせて頑張ろう!という人を鼓舞するフレーズの危うさに、付き添いの大人はドキッとして冷静になってしまう。人を動かす、人を前向きにまとめる力を子供がのばすことは素晴らしいと感じつつ、感受性と倫理観、正義感に向き合って育てていくことが大事なのかなぁと思う。ショーを見ながら、目標設定の解像度の上げ下げを意図的に使う効果などについて悶々と思案する。
世界観として、アンパンマンは、目標に向かい率先して自分から動き諦めず前線で戦い続けるヒーロー。サンリオはヒーローではなく少しおっちょこちょいで怖がりだけど、周囲と協働してチームで動く人(漠然とした大義名分になっており目標設定もゆるい)ではないかと感じた。ここで全体としてガチガチに動くとサンリオの目指すゆるさ、ゆとりがなくなってしまうのだろう。ゆるっとした全体のつくりがそのまま包容力という魅力なのだなと感じた。
ショーを見ている時、隣にいた方はひたすらダンサーをレンズで追っている。これがファンカムか。
そんなこんなで子達はサンリオ熱が再加熱して、アクアビーズでのキャラ作りに精をだしています。集中して何時間もやっていて驚く。