5月3日 野球をみた

詩走
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球場に向かう電車で大人1人と子ども5人の集団が向かい合ってまちまちに座っていた。和気あいあいとしていて、GWのお出かけかなと推察してその前に立つ。大きな声で話している子どもに向かって「静かにしなさい!」と大人が怒り、思いっきり頭を叩く。とんでもない音がする、パァンではなくズンっという感じ。そもそもこの人は親なのだろうか。久しぶりにシバかれる子どもを見てこちらが勝手に辛くなる、私が怒られてるみたいな気持ち。悲しい。しばらくして席が空き、私も子どもの横に座る。座ってから気が付いたが、ゲージにそこそこの大きさの柴犬を入れて乗車していた。私は犬が苦手。どんなトラウマがあったかは思い出せないが、怖くて近づけない。すごく偏見だけど、こんな躾の犬は噛みついてくる可能性が高いかもしれないと思いゲージの中の犬と目が合い息を呑む。乗換駅で人が捌けたあと、一番小さい子がペットボトルのコーラをゆーーーっくり開けていた。もしかしたら、すごく偏見だったのかもしれない。

先日、近所の和菓子屋で彼が味噌餡の柏餅を買ってきてくれた。見慣れないピンク色の。これは珍しい、としょっぱくなくほのかな香ばしさを味わう。今日スーパーの一角に出店していた和菓子屋さんを覗くと、ピンク柏餅が鎮座していた。なーんだ全国共通かい、と興味がすぐになくなった。その店がたまたまピンクだったのか、常識なのか、調べる気も起きないくらい興味がなくなった。