朝5時ごろ悪夢を見て起床するが、横のいびきがうるさくて二度寝できず布団の中で本を読む。朝ごはんは昨日トースターでこさえておいた焼き芋を温めなおしたものとヨーグルト。ヨーグルトは残りがいつもの容器に絶妙に入りきらない量だったので少しだけ残したら、なんで食べきらないのかと彼にぐちぐち言われる。毎度のことだ。相手は味噌汁のお椀たっぷりにヨーグルトを食らうことをいつまで経っても覚えられない。こういう時に私はまだ二人で生活することに慣れてないんだと思い知らされる。食後に命の母をはじめて飲んでみた。意外と甘かった。
8時ごろから家で仕事を始める。今日は前から大雨だという予報だったので、昨日彼には明日会社に行くと言いながら心の中では諦めるんだろうなとわかっていた。
結局全く雨は許容範囲の強さに留まり、午後から会社に行くことに。気分的に唯一持っているスカートを久しぶりに履いてみた。気合いを入れるために、駅ナカのおにぎり屋さんで焼き鮭と高菜のおにぎりをゲットする。ショーケースには10種類ほどが陳列されており、見慣れた具が多い中「小倉トースト風おにぎり」が異彩を放っていた。でかでかと書かれたPOPによるとちゃんと小豆が入ってるとのこと。なんだか「おはぎだってお米とあんこじゃないか」という開き直りの声が聞こえるような気がする。みんな複数買うんだから1つくらいネタ枠があってもいいだろという気概だろうか。舐められたものだ。おにぎりをわざわざおにぎり屋で買う人間は(少なくとも私は)そんな余裕なんぞ持ち合わせていない。コンビニではなく専門店で買うという絞りだした丁寧さと安心を確かめに来ているのだ。「そういう戦略」は他に任せて、それなら正々堂々とおはぎを売ってくれ。ちなみに前にならぶ3人は全員梅をチョイスしていた。