ユーザーインタビューを実施した
目的は以下だった。テーマは定め、インタビューシートも勿論用意。
製品価値が実現できているかを定性的に確認したい
新規機能のアイデアのための情報収集
結果はそこそこだったので満足感あったけれど、後で聴き返してみると、こちらの解釈が見え隠れする質問をしていた。所謂、解釈をしたうえでクローズドクエッションが多かった。
インタビューでの反省点
今回はインタビュイーがこちらの意図を汲んで、クローズドの質問に対してもオープンに回答してもらえたこともあり、得られたインサイトは価値があるものだったと思う。けれど、そういった方ばかりでないことを考慮すると、打席数に対して打率をあげるために工夫したい。
そもそも、僕は「現状の情報から思考して意見を言うこと」が好きなタイプの人間だ。おそらく、今後のインタビューでも思考することを止められない気がする。ということで、思考した上で解釈を入れないオープンクエッションをすることが望ましいと思った。
反省を踏まえて、以下の改善に繋げようと思う。
準備時
インタビューシートに事前に仮説・解釈を挟む予感があればメモ
インタビュー質問を事前に種別分けする(基本オープンだろうが)
なんか本を読む(困ったら書籍に甘えがちw)
実施時
他メンバーが発言できる環境を作る(自身以外で補う)
解釈をした上でその検証をすることを常に頭の片隅に置いておく
思考から質問の瞬間で立ち止まる ※立ち止まるの得意だよね?
とにかくインタビュー実施&反省&改善を繰り返す
ぶっちゃけ、経験値が足りないので、それほど反省していてもしょうがないところもあると思いつつ、これは成長コスパが非常に良い部分なのでしっかり時間と思考を投資して捉えたい。
以下、メモ
解釈を挟まないと無感情インタビュアーになり、それはそれでインサイトに繋がらないんじゃないかと経験が少ないながら思う(し、好きじゃない)
どうせ人と人との繋がりだし。自分はリサーチャーではないし。プロダクトの人で主観を一定持った人物だし。ユーザーである彼ら彼女らと一緒にものづくりをしていくのであれば、そこに自身の主観が一定程度介在してもいいんじゃなかろうか…という甘えもあるw
プロダクトの成長のためにインタビューする、その目的があれば主観で解釈しつつ、その解釈で相手を歪めないように、ただ、解釈していることは相手に伝わるように。相手もその解釈している自身を見て、共感し、ポジティブに捉えられるように。
なので、プロダクトから見たインタビューという行為が好きである。