2024年前半

sho_hata
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明日で2024年上半期が終わるので、一月にたてた上半期の目標を振り返ってみる。

自分が焙煎したコーヒーを店で出す

去年からコーヒー豆の焙煎をしており、行きつけの焙煎所の方に味をみてもらっていた。「いつか自分の店を出したいですねえ」「10年先ですかねえ」という話をしながら。自分用のコーヒーをちびちび焙煎しつつ、いつかは自分以外の人に焙煎したコーヒーを...と思っていたのだが、早くもその願いが叶ってしまった。

今、自分の焙煎したコーヒーを出してもらっているカフェとの出会いは、自分の一番好きな漫画家の個展の場だった。というか、その漫画家さんだ。少年誌アプリでPV数の金字塔を打ち立てているくらいガチで人気で、自分の人生の方向性を変えてくれた漫画なのだが、なんと偶然地元で個展が行われた。そこで漫画家さん本人とお話しし、アトリエ兼カフェを家の近くで営んでいることが明らかに。早速通い詰め、何度もお話をしているうちにコーヒーの話題になり、「自分、コーヒーのアマチュア焙煎しているんですよ〜」「そうなんですか!」「飲んでみますか?」「うまい!よければこのカフェで出してみませんか?」「マジ?」とあれやこれやのうちにコーヒーを出してもらえることに。急いで食品衛生責任者の講習や営業届等のもろもろの手続きを終わらせ、晴れてお店に焙煎した豆を提供することができた。

提供しはじめてから、カフェに居座り、自分の焙煎したコーヒーを飲んでいるお客さんのお話に聞き耳をたてるのが密かな楽しみになった。嬉しいことに皆さん美味しいと言ってくださっており、「この豆販売していないんですか」といったご要望をいただけることも。

とはいえまだまだ豆の特徴も、焙煎度合いも完全にコントロールできていないペーペーの焙煎士なので、エンジニアの傍ら、本気の趣味として生涯やっていきたい。

Go Conferenceのプロポーザル通す

大規模な技術イベントのGo Conferenceに登壇することができた。これはもう本当に良い体験だった。ソフトウェアエンジニアとして、調査力や発表力も上がったと思う。↓の記事に感想書いたので、ここでは特に詳細は述べない。良かった。

奥さんが安心して出産できるように諸々の準備をする

8月の後半に出産予定なのだが、奥さんが安心して出産できるように、奥さんが抱く不安材料を全て解消することを目指した。自分はどう頑張っても実際に出産をする奥さんには代わってあげられないので、自分にできる限りのことをしようと色々動いた。

幸いなことにつわり等も全くなく、奥さんは仕事を3月の時点で終了したので、のびのびと出産準備をしてもらっている。特に今のところ大きな不安やストレスもない、というように言ってくれているので一応目標は達成できたのだろう。とはいえ本番はここからなので、馬車馬の如く働きつつ家のこともおそろかにしないというスーパーマンにならないといけない。


ということで、2024年前半はやりたいと思っていたことが全部達成できた。また、これからしばらく遠出はできなくなるので、母親や奥さんを旅行に連れて行ったりすることもできた。直近は人生の高い山とどん底の谷を行ったりきたりしているのだが、2024年前半は良い山だった。

2024年後半は

無事産まれてくれること、そしてすくすくと育ってくれること、その実現に全力を注ごうと思う。育休も長めに取る予定だ。幸いなことに育休に前向きな解釈をしてくれる会社・メンバーなので不安はないのだが、それでもやっぱり仕事から離れるのは怖い。キャリアとか、おいていかれる感覚とか。「まあ大丈夫だよね」というのはわかっているんだけど、うまく言語化できない不安はある。逃れられない。

とはいえ、言っちゃ悪いが仕事なんていつでもできる。だけど、産まれてからの数ヶ月を共に過ごすことは今しかできない。そんなチャンスを不意にすることはできない。...と思うのも、自分は母子家庭で、父親との思い出はなかったことが大きい。話を聞いてみるとまあ碌でもなかったようだ。

だからこそ自分は何があっても家族との時間を大事にしていこうと思うのだった。人生楽しんでいこうな。おしまい。