・先日鍼灸医院の先生に診てもらった時「左利き?」と聞かれた。「いや、右ですよ」と答えたその瞬間に、剣道だ!と思った。中学校3年間、大学では1年(あまり活動には参加してなかったけど)部活動で竹刀を振っていた。やっていた方は分かると思うが、軸になるのは左手。左肩甲骨から竹刀を振る感じ。右手は力を入れず添える程度なのだ。
・また剣道では左足は常に踵を浮かせて、相手の動きに対してすぐ反応・戦えるようにしている。ほんのわずかばかり前のめりの姿勢。私が人より疲れやすいのは、意識せず身体が臨戦状態なことも要因の一つなのかな、と施術中うつ伏せ状態でふと思った。
・私の背中を診た先生は、右より左の筋肉のつき方がしっかりしていることから先の言葉が出たのだろうか。そうだとしたら思春期から青年期のたった短い時間だがあの時の運動が身体の土台作り、はたまた自分の行動身体の癖に及ぼすものってすごいものだなと感じたのだった。