子どもが生まれて現在の住居が手狭になった。
そろそろ戸建てを考えてもいいかな。ちょっと住宅展示場でも行ってみようか。
これは危険な考え方。
住宅展示場に行くと、大きな家、豪華な設備、練られた営業トークに、心奪われます。
しかも、アンケートを書いてしまうと、その目の前の営業さんが、あなたの担当になります。
実例を見てみませんか?色々ご説明させてください。FPさんを紹介します。など、営業をかけてきます。
最初は見るだけのつもりだったあなたも、断り続けるのも申し訳ないと思ったり、段々と心を許し始めて相手のペースになっていきます。
そのまま、相手のペースで進めていくとあなたの理想通りの家は建ちません。
じゃあ最初に何をするのか?
理想の暮らし、将来の暮らしをしっかり家族で話し合いましょう
理想の家を作るための話し合い
手段を目的にしない
リビングは20畳以上欲しい
よくある要望です。でもこれって手段でしか無いんです。
20畳以上なきゃいけない理由は実は特に無いかと思います。
広く感じたいのなら、
天井高をあげる
窓の外への視線の抜けを意識する
庭まで連続した床にする
ドアを天井高のハイドアにする
のような解決策もあります
リビング20畳という要望を叶えるために何かを制限した間取りを作ってくる可能性もある。そして何が制限されたのかは説明してくれない。そんなことも起こります。
暮らしにフォーカスする
暮らし方に焦点をあてて検討をすることがいいです
例としては
みんなリビングで過ごす
リビングでは〇〇をする
2人以上で料理をしたい
趣味の〇〇を楽しみたい
掃除が楽な方がいい
ペットが家中を歩き回れる
など、家族で意見を出し合い、アイデアを発散させましょう。
そしてその中で優先したいものを決めておく。
これををやっておくだけで、家づくりの成功確率はかなり高まります。