まさか全編ゆるーい絵柄の漫画だとは思わなかった
就活もせずに大学を卒業して無職の恭平(原作者)とドラえもんのように居候しているジムの謎の共同生活
ジムの助言によって、「本を出版したいetc.」という願望を現実にしていく物語
スケジュール管理
1日をどうやって過ごしているか確認する
やりたいことを実現している10年後どんな1日を過ごしているかを考える
必要なお金の確認
今の生活でどれだけのお金を使っているかを把握する
そしてどれだけの余裕があるか確認する
必要になるお金をどうやって調達するか考える
上手くいかないのは才能じゃない、やり方がよくないだけ
早稲田大学建築学部を卒業してホームレスの研究みたいな尖った卒論を書くような能力もないし、会ったこともない編集者にいきなり電凸するような行動力なんてないしがないサラリーマンには、最初の「時間とお金の確認」だけでも充分使える
確かにやりたいことを実現するために必要な時間とコストがどのくらい掛かるかわからなければ、計画ですら立てられない
それに無職というより自由人の原作者とは違って、「仕事」という決まりきった8時間と月給というわかりやすい制約がある
「作家になりたい」みたいにやりたいことが明確な場合は、10年後の自分が仕事を辞めている可能性も十分考えられるけど、そんなに壮大な計画を立てているわけでないなら、この制約がやりたい事を実現するためのわかりやすい指標に使えるかもしれない
(今のところせいぜい「遠くの土地のアウェイ遠征に行きたい」くらいしか思い付かないので)