家族が「コットンパフ」のワードを見て思い出したと言って、口笛を吹いていた
そのメロディに物悲しさを覚えて、確か悲しい物語的な歌詞だった気がしたなというのを思い出して、歌詞を検索してしまった
年を取らない魔法のドラゴンのパフと人間の友達のジャッキー
いつも仲良く遊んでいたのに、いつしか大人になったジャッキーは遊びに来なくなる
ひとりぼっちになったパフは悲しくて涙を流し、さくらの道を散歩をすることなく、一人ほこらに首を垂れて帰っていく
いい大人になって泣くような事でもないのに、なぜか涙が止まらない
歌詞の悲しさも勿論だけど、小学校の音楽の時間で歌ったりリコーダーで演奏したあの頃はもう帰ってこないし、自分もジャッキーと同じように大人になってしまって、パフとの思い出みたいな過去はもう戻ってこないんだと思って、悲しくなってしまった
https://www.youtube.com/watch?v=jOch_-sX26g
そういえば子供の頃「アニメ日本昔ばなし」のエンディングで「人間っていいな」が流れていた時、くまの子たちに思いを馳せて泣いてしまったことがある
日が沈んでかくれんぼが終わって、温かいご飯やお風呂、お布団が待っている人間たちをよそに、森に住むくまの子たちは雨風に耐えて暮らさないといけないし、獲物にありつけなくてお腹が空いているかもしれない
だから出てくる「人間っていいな」というあの言葉…
それをあの陽気なメロディで歌われているのが余計悲して泣いてしまったんだった
昔から人間とその他の生き物との悲しき交流物語みたいなとのに対して、何故か人間側じゃなくその他生き物側の立場になって悲しくなってしまう
メロディがつくと、物語とメロディとのギャップで余計に悲しくなってしまうんだよね