047 2024-09-16 その他カテゴリのタグを「Nisshi」にしている理由

sikako
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かつてNisshiというSNSがあったのを覚えてる人いますか?

Nisshi(にっし)は、 STRAIGHTLINEの運営するソーシャル日誌サービス。2013年4月より運用開始。2014年12月28日サービス終了。

Twitterに嫌気がさしてきた時に見つけて、使っていた

テキストしか投稿できないし、リプライを送り合って交流もできなかった

フォローはできて、フォローした人の投稿がMy Feedに流れてくるけど、隠れ家的に使いたかったからフォローはしてなかった

白いシンプルな投稿画面に、Twitterには投稿できないような思いの丈をつらつら書いていたっけなぁ

Public Feedっていうのがあって、公開設定している人たちの投稿が流れていた

そこに流れてくる知らない人たちの投稿を眺めて、誰かの息遣いを感じるのが心地良かった

Twitterにありがちなオタクの学級会みたいなギスギスした雰囲気はないし、誰かの日常が切り取られて流れてくる空間だった

最終日だけPublic Feedに投稿したけど、どきどきしたなぁ

最終日の画面をスクリーンショットしておけばよかったな

evernoteの記事クリップ機能を使ったから、ログインして下さいみたいな画面になって失敗したんだよな

サービスが終了してから暫くして、Nisshi2ができたけど、匿名性が強すぎて何だか怖くて使う気になれなかった

Public Feedに流れてくる投稿は知らない誰かの日常じゃない気がして、何か“違う”んだよなぁ

IDとパスワードの普通のログイン方式じゃなくて、ふっかつのじゅもん的な文字列を使うから、それがわからなくなったらおしまいだし


Shortnote、Lifeclips、ello、Medium、note…

Nisshiのサービス終了後、いくつか類似の投稿サービスやブログに登録して使ってみたけど、どこもしっくり来なかった

Shortnoteの運営側がせっかく居場所を提供してくれたのに、内輪ノリが無理とか言ってNisshi民が散々文句垂れてたのは今にして思えば酷かったと思う

(そして自分は原住民の内輪ノリが合わなかったのと民族大移動後のギスギスした感じが嫌で、そっとフェードアウトしたのであった)

そしてmstdn.jpからmastodonを知って、fedibirdに行き着いて今に至る

大規模サーバーだったり独特の雰囲気が強いLTLは見ていて疲れてしまう

fedibirdはLTLがない分、使い方を工夫すればなかなか居心地のいい空間が作れる

ワード購読に「しずかなインターネット」「sizu.me」を登録して、流れてくる誰かの投稿を時々眺めている


此処はかつてのNisshiに近い雰囲気があって居心地がいい

白くてシンプルな投稿画面がまるで誰にも邪魔されない空間のようで

ここも誰かの投稿がアトランダムに流れてくる場所があるといいのになぁって思う時があるけど、しずかに過ごしたい人たちが使ってるだろうし、流石に需要ないか

かつてNisshiを使っていた人で此処を使っている人はいるのかな

そんな人に届けばいいなと思って、思い出を語ってみた