ヘンリーの求婚を断り続けるファニーだったが、いかに恵まれた環境にいたかをわからせるためにサー・トマスはファニーにポーツマスの実家に帰省することを提案する
兄ウィリアムの軍服姿も見られるし実家の家族に会えると楽しみにしていたら、そこはとんでもない家だった
帰ったばかりの頃は実家の家族に顧みられない事にショックを受けていたファニーだったが、妹スーザンとの交流で状況は良くなっていく
マンスフィールド・パークでは常にいちばん下の立場だったから、誰かの上に立つ・教える立場になるなんて事はなかったからね
こんな状況ではしつこいヘンリーさえもいい友人として接することができるのであった
そろそろマンスフィールド・パークが恋しくなってきた頃にとんでもない事件が起きて大変な事になるけど、その甲斐あってか(?)最終的にはエドマンドとファニーは結ばれるのであった…めでたしめでたし
ヘンリークローフォドくん、マジでさぁ…笑
ファニーがいないと困るのよぉといつも嘆いていたレイディ・バートラムの隣はスーザンが継いでくれるしね
巻末にあの『恋人たちの誓い』の脚本が載ってるけど、読んでると結構面白い
ファニーが恐れ慄きエドマンドがブチ切れるのもよくわかる笑