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栞は使わない

sikakuimado
·
公開:2026/8/15

先日、初めて読書会に行ってきた。先日と言いつつ一ヶ月以上前のことです。書こう書こうと思いながら忘れかけていた、ので、思い出した今書いとく。

前々から一度は行ってみたいな~と思っていたので、思い切ってよさげな読書会を探して申し込んだ。探す過程で色々調べたところ読書会と一口に言ってもどうやら形式には色々とバリエーションがあるようだったが、今回参加したのはいわゆる紹介型の読書会だった。各々が紹介したい本を持ち寄って、その内容や自分の感想などを語るという形式である。一人で本屋に行って本を買うことばかり繰り返しているとどうしても読書傾向に偏りが出るので、他人からお勧めの本の話を聞けるのはかなりありがたかった。参加者は確か二十人前後でいくつかのグループに分かれて紹介しあうのを二セットくらいやったんですが、他人に改まって本を紹介するという行為自体が小学生とか中学生の頃以来のことだったので初めはけっこう緊張した。うっかりストーリー性のない本を持っていったら内容を説明するのに手こずってしまったので、初心者はあらすじの話しやすい小説などを持ち込むのがベターなのかも。主催の方の進行もこなれていて思ったほど内輪感も強くなく、和気あいあいとした雰囲気の良い会でした。

ところで他人のおすすめを聞けてよかったなんて白々しく書いておいてなんだが、楽しかったのはむしろ本の紹介を通して紹介者自身の人生や考え方を垣間見られたことだったかも。 元々カフェなどで隣の席の会話を聞いたりするのが好きなタイプの人間なので、初対面の他人の話をたくさん聞ける場としての面白みがあった。読書そのものは別に……一人で読みたい本を選んで読むだけで現状充分に満足しているので、本そのものを知ることには本当のところ大して興味がない。なんという身も蓋もない気づき。となると私にとって読書会とは単に他者との交流を求めて行く場ということになるが、交流を求めるだけなら読書会に拘る必要もないはずである。つまり理論上はボードゲームやスポーツクラブなどでもいいわけだ。今のところ恐ろしく興味がないが、一度は試しに行ってみてもいいのかもな。興味がなさすぎる状態でそれが好きな人達の集まりに入ると事故る予感がするので、少しでも興味が持てそうな何かを探して。