気づけば2月になっていた。たいへん驚いています。文字どおり年始から慌ただしく、あっという間の1月でした。
キャラクターや物語のアイデンティティってなんだろうね、ということを考える機会があった。
二次創作物において改変が行われる場合、たとえばキャラクターAの性別や外見が変わってしまったら、それはAと言えるのだろうか、みたいなこと。こういった改変はなかなかないだろうけれど、実写化においてAに妹がいる設定が弟になる、だとか、現実的に再現しがたい髪型・服装etcであるがゆえに修正されてしまう、などはしばしば見受けられる気がする。
ではファンダムとしての二次創作物においてはどうだろうか。作者の絵柄によって外見が乖離することはよくあることだと思うが、私は(個人的には)これは気にならない。もちろん好みはあるけれども、乖離していたからといって、キャラクターのアイデンティティを損なっておりまるで別物であるとは捉えない。
それが公式に認められたものであろうがファンダムであろうが、二次創作物においてキャラクターの「態度」や「ふるまい」が乖離していると感じたときは、抵抗を覚えることがある。俗にいう「Aはこんなこと言わない!」といったたぐいのもの。先に挙げた「妹がいる設定が弟になる」については、これによって得られる効果が同一であれば気にならないし、そうでない(キャラクターの同一性に支障があるもの)であれば気になると思う。
キャラクターAとBの関係性みたいなものについてもそう。原作においてふたりの間に起きた出来事が改変されていたとしても、その出来事じたいがAとBの間にありうるべきものと捉えることができたり、関係性のエッセンスを掬ったものであれば、納得させられてしまうと思う。
物語の改変においてもそのように考える。
つまり、キャラクターでも物語でも、設定や事象のトレースよりも、そこに在るであろう一貫したたましいやメッセージ性を(わたしは)重視している。
それらが損なわれると感じるものであれば、もはや別物だと感じるのだと思う。
そんなことをつらつらと考えるなどしていました。
1月1日から続いていることや、インテのこと、筆を休めているフレ●バーテン●ーズのことも書きたいんですが、とりとめのないことを書き記してしまいました。
一週間おつかれさまのハイボールを飲みながら書いた文章なので、変なところがあっても見逃してね。
おわり。