年末ぐらいから、考えていること。
仕事は優先順位があり、その中から自分の担当になったものをその週の手持ちのものを終わらせる必要がある。たまにその中に入ってない仕事が新しく湧いてきたり、入ってないけど気になってやっておきたいものが出てきたりするが、担当になったものを安定的に消化する必要もある。
その湧いてきたものだったり、気になったものだったりはどこか先で優先度が高いものになることもある。やることのリストはもりもりにあって、チームで週にやりたいものは毎週溢れかえっている。
チームでやらないといけない仕事は安定して消化したいという気持ちがまずある。これは純粋にそれが事業の推進のために必要だったり、リストがもりもりにあるので減らさないといけないという気持ちだったり、チームとして進んでますよというのをチーム外にアピールするためだったり、ちゃんと仕事した達成感のためだったりもする。
一方で、本当に今これなのかということを考えたりする時間を作りたいなぁと思うことがあったり、湧いてきたものを今調べて今解決しておいたほうがこじれなくていいなだったり(時間が経って調べたり対処したりするのはコストが上がるケースが多い)、自由研究的に気になることを調べたりしたくなったりする。脱線するかもしれないが、仕事における「自由研究」の要素が結構すきだったりする。どこかでやるって決めたことじゃなくて、ちょっと深堀りしてみたりした結果いろんなことがわかって、ここぞというときに活かせたりするのが好き。自由研究とは別だけど、調査もそれに近いことが多い。不具合の欠片を渡されて調べていると、ここってこうなってるんだみたいなのに沢山遭遇するので、そこからこれってもっとこうなっていたほうがいいかなみたいなアイディアが湧いてきたりする。
いわゆる計画に乗っていないこういうことをしゅっとやることを最近は個人的に「てへぺろする」とよんでいて、やることをやりながら、うまくてへぺろをやっていくことができると、自分の身の振り方的には満足が高い気がしている。
論理的に構造的に計画的にだけだと欲が出づらくてただ捌くことにプライオリティが上がり、とりあえず捌かなきゃ!みたいになるので自分はマシンになってしまいがちである。たまに横道にそれながら探索して身についていくと、こういう道も考えるよねみたいな欲だったりビジョン的なものが自分の中で出てくる気もする(と過去の仕事を考えながら思ったり)捌くをやりすぎると捌くが自分で思う自分の価値になってしまってビジョンを考える仕事はできなくなる(ここで言うできなくなるは機会がないという話ではなくて、こうしようみたいなのがいきなりその場で出てこないというか。良いプレイヤーがマネージャーになっていきなりいい動きができるかでいうとそうでないみたいな話に近い)
てへぺろしないでもビジョナリーなことを考えられるならそれが一番いいんだけど、それは自分にはなんかシュッとできた試しがない。まずはてへぺろから始めていきたい。やることをやりながらてへぺろしていき、ビジョナルなことを考えられるようになるというのが今年の仕事のテーマ。