ようやく見れました。すごい久しぶりに映画館に行った気がする。言っても1ヶ月ぶりぐらいだと思うけど。
タイトルだけはなんとなく知ってたんですが、公開される前は特に興味も持てずスルーしてた映画でした。なんかAKBの人が原作書いてる作品らしいってことを知ってたぐらいで。(さっき調べたらAKBじゃなくて乃木坂の人でした)
5月下旬あたりだったか、TLでトラペジウムの話題をちょくちょく見かけるようになり、どうやら面白いらしいという情報を得て興味がわきまして
どっかでタイミングあったら見に行くか、と思いながら過ごしてたら6月後半になってました。ここでも先延ばし癖が…
前知識として持っていたのは、少々露悪的な描写があるということと、アイドルを目指す話らしいということぐらいでした。
前者についてはYouTubeで公式が上げてた切り抜きを見ていたのと、TLの話からなんとなく察していました。
「彼氏がいるんだったら友達にならなきゃよかった編」 て、こんなサムネ見せられたら気になるでしょうよ
それで率直な感想なんですが、まあ面白かったです。
うーん、つまらなくはないんだけど、めちゃ面白かったかと言われるとそうではなかったな、という感じ。
東西南北それぞれのキャラクター性はかなり好きでした。
東ゆうのあの異常なアイドル信仰は少し理解できるというか、共感はできないけど気持ちはわかるぜという感じ。
くるみちゃん可愛い。高専ってあんな可愛い子がいるんですか?
華鳥さんは性格が一貫して芯が通っているように描写されててけっこう好きでした。
亀井美嘉、中学受験して顔変えて…って話してるときに「中学生で整形させてくれる親すごいな!?」って思ったけど、まあ今なら普通にいそうだよなーって思いました。
工藤真司、ただのモブかと思ってたらけっこうストーリーに関わってきた。この男かなり光属性だなーと感じた。良い奴。
そんでこの工藤真司の声優、ちょっと棒読みっぽいところがあったんだけどなかなか上手くて、俳優さんでも起用してんのかなって思いながらエンドロール見てたら同級生でビビりました (JO1ってグループの木全翔也って子です)。 声が違いすぎて全く気づかなかった。
東ゆう、夢に一途な女の子✨みたいな描き方してるんだけど実際やってることがヤバくて良かったです。
友達をつくるという建前で、やることなすこと全てがアイドルデビューをするための行動なの狂気すぎ。オーディション全部落ちたって言ってたけどそこで諦めずにこんな行動する奴なかなかおらんて。
でも俺、夢を持ってる人って憧れるんですよね。
昔から将来の夢なんてなかったし、未だに絶対叶えたい夢なんてないし、とりあえず目の前の幸せに釣られて生きてるだけで、この生活でいいなーと思っちゃってるので。
だから「人生の貴重な若い時間をこのために使おう」みたいな志を持ってる人が羨ましく見える。どっちが良い悪いとかではなく、単純に羨ましい。
西南北3人が東ゆうについていけなくなってグループが崩壊していくところ、まぁこうなるわなーって感じだった。
というかこういう事って現実社会でもよくあるよね。割とあるあるだと思う。1人だけ狂ったように熱心で他の人がそれに追いつけなくなってく、みたいなの。
華鳥さんが常に潤滑油みたいな働きをしててすごいなーと思った。根拠のある度胸を感じた。金持ちってみんなこうなのかな。
あと工藤真司みたいな存在も大事だよなーと感じた。東ゆうはこいつに感謝したほうがいい。けっこうデカい存在だったと思う。否定も肯定もせずに話を聞いてくれる人って貴重だから。
あとこれは構成的な感想になるんだけど、ちょっと駆け足気味だったかな?
原作のことをまったく知らないからどこまで忠実に作られてるかは分からないんだけど、ところどころなんか端折ってた感じがしたような気がした
尺がだいたい100分くらいだったと思うんだけど、もうちょい長くてもよかったなー
あ、これで終わりなんだ、って思ったから。
ということで感想でした
まだ全国で公開してるので見てみてください
こちらの映画もよろしくお願いします。8月30日公開です。