・西洋占星術で一番価値を感じるのは、「『その人だけが持っている形』を尊ぶことが出来る」こと。
・一人の人について説明するときに、10天体の宇宙における配置で説明しようとするのは、地球上にいる全ての人が共通して使える尺度であるところが良い。
・どんな人間もホロスコープとして見れば一枚の図に過ぎず、一人につき必ず一枚持っているところが良い。
・一枚のホロスコープから読み解けることが無限にあること、バリエーションが無限であるところが良い。
・ホロスコープを読み解くことは暗号解読みたいで面白い。なるべく正確な暗号解読表を作りたいという欲があり、それを作ろうと調べる過程も楽しい。
・ハリー・ポッターを熟読して「11歳になったらフクロウが入学通知を持ってきてくれないかな」と思っていた子供だった。大人になって、ホグワーツでやるようなことを本気でやっていて、楽しんで仕事にしている人たちが沢山いることに驚き、「この世って結構自由なんだな」と感じた。科学が浸透した現代において、占いの視点も加えて持とうとすることはアウトローでクールだと思う。
・アニミズムの世界観、人間と人間でないもの(動物たち、カミ)がごく自然に重なり合って暮らしている世界観に興味があって、大学ではアイヌ語とアイヌ文化について学んでいた。「科学や現代の常識では捉えきれない、『どう生きていくか』という問いに対する知恵」を知りたい。占星術もそのうちの一つ。