本の値段が高い。 物価はずっと変わっていなかったというが、本はほぼ直線的に値上がりしていたと感じている。去年おととしの話ではなく。 そして僕自身電子本の率が増えた。特価本とか下手したら無料とか。買ってしまうので。
今住んでいる町から書店が消えた。少し離れたショッピングモールには3店もあるのに。 つまりは書店単体では存続が難しいのだ。 80,90年代は郊外型大型書店の出店ブームみたいなのさえあったのに。 3,40年経ってるけどね。
近くに本屋が欲しい時もある。 でも、申し訳ないけど月刊の雑誌をざっと眺めるぐらいにしか使っていない。 たまに雑誌も買うけど、月に2千円いくかどうか。 コミックと文庫と合わせても5千円。 合わせて最大でも7千円。 こんな少額では書店はやっていけないだろうなと思う。
できれば、文庫本とコミック主体のSFとミステリーをメインに取り扱っている書店が欲しい。 早川と創元の文庫はたいていそろっているような店。
若いころ、歳いったら自分の好きな本だけ扱う古本屋なんてやってみたいねえとか雑談してたこともあった。
東京や神奈川の都会ではブックカフェや○○カフェで小規模店であれば成り立つかもしれないけど、少し離れるとそうはならない。
駅前の小規模店では地方では成り立ちそうにない。 まして大型店なんて何と掛け合わせるのだろう。 難しい。 いや、別に自分が経営者になったわけではないのだけれど。
近所にはスーパーやドラッグストアは多い。 併設でちょっと月刊誌をおいている店もある。 学習塾のテナントや飲食店が数件並んでいる複合店みたいなのもある。 何とかこのあたりから攻め得られないか?
学習塾の近く、保育園、幼稚園の近くであれば送り迎えの親御さんを目当てに? 品揃え次第かな。
子供って図鑑は結構好きなんだよなあ。 宇宙の秘密とかアポロ宇宙船解説とか毎日眺めてた。 遠い記憶。
思い出した。 隣町の商店街に絵本専門店があった。 そこそこはやっているらしい。 マニアックな?ファンの人が出入りしている風。
何かアイデアがないかなとこれからも頭の片隅に置いておこう。
どういう形態に変化するかわからないけれど、これまでの大型郊外型書店はもう無理な気がする。 あってもショッピングモールの1店舗かな。