副題がスコットランド最大の古書店の一年 ということで、実在の古書店の店主が書き留めた日記/日誌の一年分である。
初めの1,2か月は面白く読めた。3か月目あたりから代わり映えしない日々に飽きてきた。4か月目から飛ばし読み。
来店客に対する不満や愚痴が続くとげんなりする。 人の愚痴なんて聞きたくないものだ。自分の愚痴はしゃべり続けたいけど。
当たり前だけどそうそう事件は起きない。 ビブリア古書店とか古本食堂のようなイベント/事件は起きない。 実際にはそれぞれの人物の背景にはいろいろ事情があるのだろうけれど、出てこない。 読みたいのはドラマなんだなあ。
古書店を引き継いでから軌道に乗るまでのドラマが見たい。でも、読ませるようにうまく構成しないといけないから、プロのノンフィクションライターが書かないと面白くないかもしれない。