SNS考 その後

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以前、ここを書き始めて数日後に「SNS考」を書いた(記事はこちら)。

それから1ヶ月半。

ここ数日ではあるが、どのSNSにもアクセスしていない。

どちらかと問われれば、シングルタスクな人間なもんで、例えば全く範疇の違う業務が同時進行で進むと途端に回路がショートする。それらの優先順位が甲乙つけ難いと、もうショートに次ぐショート。ショートどころかホールのストロベリーケーキのように、幾つものツノができてしまう。ケーキといえば料理に関してもコンロ1つが本当に限界なので、同時進行でいくつもの料理を作ることができる人たちが羨ましい。炊飯器のある世界でよかった。

話が逸れた。

一つのSNSのタイムラインでさえ、ある意味幾つものスレッドを斜め読みするような状態なのに("Threads"というSNSは「名が体を表す」点では賞賛に値する)、同時多発的に物事が進むと、ある時を境にして急に全てを拒否してしまうから、気をつけていたのだが。

MacBook Air上に置かれた「他者の苦痛へのまなざし」 写真を[Waterlogue]アプリで絵画調に加工したもの

年始に起きた地震で、普段SNSを積極的にやっていない自分も、長らく連絡を取っていなかった友人知人の安否が急に気になり、普段見ないいくつかのSNSを覗くようになった(それ自体スーザン・ソンタグの「他者の苦痛へのまなざし」になりそうで哀しいが)結果、友人知人は大丈夫だったようだが、日々入ってくる悲惨なニュースもあってか、それとも年末年始の業務の関係なのか、はたまたそういう時期なのか。脳みそが思いっきりショートしてしまったため、少しの間SNSから強引に距離を置くことにした。

写真:MacBook Air上に置かれた「他者の苦痛へのまなざし」

ここに書けるようになったということは、すこし落ち着いたのかもしれない。でも、せっかくだから、ここ以外のSNSからはもう少し離れておこう。

@sizumi
ひっそりと、 こんこんと、 湧き出る場所