よく休みの日に個人フットサルに行く
個人フットサルは集まった人の中から知らない人同士でチームを組んでプレーするんだけど、最近そこでのコミュニケーションが面白いなと思ってる事に気付いた
自分のよく参加するのは「学生の頃やったけど運動不足だしたまにはサッカーやりたいな」位の温度感の人(自分含め)の集まりになってる
ただ、同じ動機でも動きが全然違うので、プレーしながらチームメンバーの特徴を擦り合わせなきゃいけない
前線で待っててシュート狙う人、走れないけど簡単にパス回す人、ドリブルが好きな人、熱心に守備頑張る人…
皆、休みの日を削って、お金払ってきてるし、自分がやりたいプレーを楽しみたいはずだ
けど負けるのは嫌だし、自分のやりたい事とチームとして機能させる事を両立させる為に協力しなければいけない
その上、激しい接触や指示出しなどは御法度となってるから基本目線だけのコミュニケーションになる
最初はバラバラでぎこちないけど、お互いに動き方と目配せで意思疎通していくと、徐々に何となくやりたい事が分かってくる
これが面白くて、喋らないのに「さっきこうしたいって動いてたな」とか「こうしたら嫌そうだったな」みたいなのを擦り合わせていくと、呼吸が合っていきお互いに気持ちいいプレーができたりする
試合が終わると、こんなに息を合わせたのに、この人たちとは今後一切会わないんだな、良い時間だったなと思いつつ、横切る際にお疲れ様ですとだけ言って解散する
コミュニケーションは言葉だけじゃないし、自分は言葉以外のコミュニケーションも使えてるんだなと実感する
この距離感での一期一会のコミュニケーションを意外と心地よいと最近感じる