ウーマンコミュニケーションというゲームを2023年11月初旬にプレイし、クリアをしました。プレイした感想を書いていこうと思います。よろしくお願いします。

ゲームの販売ページ(Steam)は以下です。Steamにログインしないと見れませんのでご注意ください。
https://store.steampowered.com/agecheck/app/2095090/
この記事は読んでいるあなたがウーマンコミュニケーションを楽しむために障害となるネタバレを含む恐れがあります。少しでも気になる人はブラウザバックか、ブラウザーを閉じて読まないようにしていただけると幸いです!
文のつづりから卑猥な単語を探し当てるゲーム、ウーマンコミュニケーション
文のつづりから卑猥な単語を探し当てるゲーム、それがウーマンコミュニケーションです。たとえば、うん、このケーキおいしい という文章があったとしましょう。一見すると問題のない文章ですが、ウーマンコミュニケーションではうん、この部分でうんこが完成するため、卑猥な表現となる単語として判定が入っています。プレイヤーは学園で生活をする生徒が発言する単語・文章の中に卑猥な単語がないかチェックし、卑猥な単語を判定して取り締まる風紀委員として活動をします。目を光らせる必要があります。

ステージを進めていくとボス戦となり、卑猥な単語の雨あられ、あちこちにでてくる卑猥な単語をマウスで狙ってチェックをする、そのような流れで全ステージのクリアを目指していきます。
ステージを進めていくとやがて登場人物の発言数が多くなっていき、表示されている発言、卑猥な単語として見つけることができる時間が少なくなる、卑猥な単語を見つけるのに難儀な表現が多くなってくるなど難易度のカーブは上昇していきます。終盤間近のステージでは何度もステージをプレイして出現場所・内容を覚えないと100%クリアは時間がかかりました。※1

ネタゲーなのかな、と思ったらそれは思い違いだった
卑猥な単語を見つけてクリックする見栄えを重視したゲームかと思ってプレイを進め、ゲームの終盤に差し掛かると世界観が一変します。ウーマンコミュニケーションの世界は一体なぜ、卑猥な言葉を制限するような世界になったのかという問いを軸にした展開を見せていきます。メインヒロインは3名いるのですが、3名の関係や役割についての説明、エンディングで知らされるゲームの本当の目的・役割に関して説明をうけます。真のエンディングに到達すべき、というゆるいヒントをプレイヤーに与えて周回に入ります。どうすれば真のエンディングを迎えられるのか...

私はこのゲーム昔のADVで製作を何回も経験している凄腕のシナリオライター・ゲーム制作者がかかわっている!という思いでいっぱいでした。ゲーム特有のメタな表現が終盤出てくるのですが、非常に面白かったです。ウーマンコミュニケーション、プレイしてみてほしいです。
プレイしてみて楽しかった、ウーマンコミュニケーション
他のゲームを遊ぼうと思ったけど起動しなかったので、気になっていたから遊んでみよう。そういう気軽な考えからプレイを始めたウーマンコミュニケーションでしたが、ゲーム性・内容・エンディングすべて満足がいくものでした。ウーマンコミュニケーションを配信を通じて他の方と楽しみながらプレイをしましたが、一人で黙々とプレイしてもその楽しさは味わえると思います。
ウーマンコミュニケーションを開発・発売してくださった関係者の皆様に感謝をいたします。

※1 ひたすら卑猥と思われる言葉が発言の中に含まれていないか目を細めながら見ていきます。何度も同じステージをプレイしなおせるので、100%クリアについても時間をかけていけば誰でも達成が可能なように設計されています。
制作者様のXポストを見ていただき、どのようなゲームか深くお調べいただけると良いかと思います!