僕はデザイナーという働き方を辞める

skinnybrian
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公開:2023/11/23

これは初めての滝行直前に、願い事書くコーナーでほっそい板に「年収一億」って書いた時の写真🎋

僕は2017年に社会人となり、新卒でデザイナーとして働き始めた。社会人になってからのデザイナー歴は5年であるが、2012年の短大1年の頃からフリーペーパー制作活動をしていたので、それも含めるとおよそ10年というキャリアになる。10年…って、結構長い。

そんな僕は今、デザイナーという働き方をこれから辞めようと思っている。いや、正確には「デザイナーという言葉だけに縛られる働き方」を辞める、と言うほうが正しい。なぜそんなことを思い始めているのか。

そのきっかけのひとつに、僕は元々高校生の頃から「エンジニアになりたい」というのが夢だったからというのがある。前回のエッセイで、僕は商業高校の頃からお金のことが好きと言っていたが、当時はお金が好きと言うことに気づいておらず、とにかくパソコンが大好きだったからエンジニアになりたいという想いが強かった。だから無謀にも商業高校から工業大学へと進学したと言う経緯がある。

工業大学まで進学したまでは良かった。しかし結局卒業後はどうだろう。デザイナーになっているではないか。僕は大学時代、エンジニアになりたくてそのあたりの勉強をしていたが、当時入部してたプログラミングサークルでUI/UXデザインというものにハマってしまい、結局エンジニアよりデザイナーになりたいな、という些細な興味の入れ替わりによりデザイナーになったのである。

デザイナーとして10年活動して、いい意味で10年という区切りだということもあったので改めて自分の生き方について考えてみた。そこで思ったのは、もうデザインめっちゃやったなぁ、ということと、もし仮に定年までデザイナーとして働くことを考えた時に、本当に残り30〜40年もデザインやりたいと思うか?という疑問が出てきたからである。

人生はとても短い。100歳まで生きられるか現時点でわからない。デザイナーとして10年やってきたから、残りの時間もデザイナーとして働いたほうがそりゃあ凄腕デザイナーになれるかもしれないし、何か名誉なこと、すごいでかいプロジェクトに携わること、できるチャンスがこれからやってくるかもしれない。

でも僕は残りの人生を、デザイナーという「色」だけで塗りつぶして終わらせたくないなと思った。僕の人生の絵を描いた時、単色で描ききるにはつまらなさすぎると。それなら、いろんなやってみたいことをやって自分の「色」を増やして、カラフルにぐちゃぐちゃな絵を描きたい。それが僕らしいし、僕の描きたい絵が出来上がるなと、そう思った。

僕の尊敬する人物の1人は、リリー・フランキーである。みなさんはリリー・フランキーの職業をご存知だろうか。Wikipediaの情報を引用させていただくと、

俳優、イラストレーター、声優、放送作家、エッセイスト、ライター、ミュージシャン、作詞家、作曲家、ラジオパーソナリティー、デザイナー、フォトグラファー、アートディレクター、絵本作家、小説家

リリー・フランキー - Wikipedia

である。やばすぎる。こんなん自己紹介で毎回言えない。だからきっともうリリー・フランキーは職業が「リリー・フランキー」なのである。

僕もデザイナーとも名乗れるけど、本当はエンジニアとしても働いたことあるし、DJをしにイベントでDJをすることもある。そう、僕はもう単に「デザイナーです」と呼べなくなったのだ。だから僕も将来的には「職業ブライアン」と言って見たいなと思っている。そんなことを思ってる僕のサブパーソナリティがいる。ご紹介しましょう、「リリー・ブライアン」である(笑)

きっと来年からこのリリー・ブライアン、大活躍待ったなし。僕の人生をたくさん虹色にしてくれる最高のサブパなのだ🌈

というお話‪( ´ ▽ ` )ノ‬🔆

@skinnybrian
毎日が土曜日🌈