これは酒飲めない僕が1人居酒屋で焼き鳥とコーラをキメて優勝した時の写真🍻
僕は昔から、家族や友人が僕に「夢は何?」「やりたいことって何?」って聞かれることが好きではなかった。その時夢があったとしても、あんまり人に喋りたくなかったし、やりたいことも特に思いつかない時の方が多かったから、「特にない」っていうと毎度場を白けさせてしまうのが目に見えていたからだ。
だがそんな僕にも「あっ、これやってみたいかも」って思うことがたまにある。普段やりたいことなんか思いつかない僕が、珍しくやりたいことを見つけるのである。…しかし、それをやらずに心のどこかにそっとしまってしまうのである。まるで、僕じゃない誰かが「今そんなことやらなくていいよ」とか、「失敗するかもよ」とか、そう僕を説得してくるような、そんな奴。さあ今回も現れました、僕のサブパーソナリティ。その名も「パクチー」である。なぜその名をつけたかというと、僕がこの人生で1番嫌いな食べ物だからである🌿(パクチー好きの皆さんごめんなさい)
このパクチー、実は僕の生まれた時からいるんじゃないかと思うくらい、付き合いがとても長い。「本当は」親に反抗したい、「本当は」この場から逃げたい、「本当は」こう伝えたい…そんな僕が「本当に」やりたいことの思いが強ければ強いほど、このパクチーはめちゃくちゃ僕を邪魔してくる。
でも僕はこのパクチーの存在に気づいてから行動が変わった。僕がやりたいことを見つけたら高確率でパクチーが現れ、パクチーが出てきた瞬間僕は「これはやっていいGOサインだ!!」と解釈し、そこで即行動をしてみることにした。その結果、物事が急激に進み始め、人生はいい方向にぐんぐんと進んでいくではないか。そう、「本当に」やりたいことをやることは、僕にとってプラスなことばかり。あれほど邪魔してくるパクチーを僕はガン無視するように、やりたいことをさらりとやってのけることで幸福を掴んでいるのである。
だったらパクチーなんて、最初から俺の人生に居なければ…どれだけやりたいことが叶ってきたことか。と思ってしまいそう。でもよく考えてみたら、言ってしまえば「本当に」やりたいことをパクチーが僕に「邪魔をする」ことで教えてくれている、と考えることもできるんじゃないかと。
僕は知っている。決してこのパクチーは、悪気があって僕を邪魔しているんじゃないと。だから僕はパクチーと友達になりたくて、ある日何気なく会話をしてみた。
僕が「なんで毎回、僕のやりたいことに突っ込んでくるの?」と聞くと、彼は「だってやらないほうが、今のまま、平和なブライアンを保てるからだよ。」と答えた。やっぱりそうだった。彼は邪魔してるんじゃなく、僕のことを大切に思ってくれた上での行動だったと言う。なんていい奴なんだ。ちょっと泣きそうになった。
僕は彼に感謝を伝えてみた。「でも僕は君の存在に気づいたおかげで、やりたいことから敬遠してた僕を前に進めてくれたんだよ。ありがとう」と。そしたらパクチーは「ずっと気づいてくれないままかと思ってた。本音を言うと、パクチーって名前つけてくれて、僕に気づいてくれたことが本当に嬉しかった。だから、堂々と邪魔できるのかなって思った」と伝えてくれた。これは僕の解釈だが、僕がパクチーの存在に気づけたおかげで、彼自身の中の「パクチー」が、その本音を僕に伝えていいよと教えてくれたのかな、とも思えたりした。あれほど嫌いだったパクチーが大好きになった瞬間である☺️
僕がパクチーの存在に気づいてもう丸2年くらいになるが、相当仲良くなったと思う。だがついこの間、岡山に旅行してた最中実はパクチーから猛烈に邪魔された時があった(笑)このときパクチーなのか?って最初わからないくらい暴走していて、心のざわつきが止まらなかったが、後々彼だということに気づき、そっと抱きしめた。「すぐに気づいてあげられなくてごめんね。でもおかげで今この瞬間大切なことに僕は気づけた。ありがとう。」と伝えると、彼はめっちゃ泣いてた。わかってる。大丈夫。おかげで今日も前に進める。だからこれからも最高の相棒として、よろしくね。
いつもありがとう、パクチー🌿
というお話( ´ ▽ ` )ノ🔆