「完璧」と「雑」をコントロールする

skinnybrian
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これはマジで肉まんの写真かと思ったらパイの実だった時の写真🥧(結局買ってない)

僕は昔から完璧主義だ。実はかれこれ社会人になってデザイナーをしてた時期は、細かいところまで気になって、納期ギリギリまで完璧なデザインを作りたくなってしまうことがよくあった。趣味で弾いてるギターも、楽譜通りに弾くことはもちろん、原曲を聴きながらギタリストの細かい弾く癖を観察しながら、それを真似たりすることが快感に感じることがよくある。

しかし、一方でよく雑になる時がある。料理している時、細かい調味料とか考えるの面倒臭いと思ってしまい「とりあえず焼肉のタレ入れとけば全部美味しくなるやろ」と言いながらほとんどの料理に焼肉のタレを入れてしまい、結果何作っても焼肉のタレ味になる。もはや料理を食べているのではなく「焼肉のタレ」を食べている状態である。(でも僕はそれでも大満足w)

おわかりいただけただろうか。この2つの段落の中で、僕のサプパーソナリティが1人ずつ存在することを。紹介しましょう、1人は「完璧主義のブライアン」、そしてもう1人は「雑にやるブライアン」である。

この2人、もう名前の通り根本的に主義・思想が異なる。ある物事を完璧にこなすか、雑にこなすかのどちらか。でも冒頭に言っていたことを思い出してほしい。僕は元から完璧主義な人間だとおもっていたのに、改めて振り返ると実は雑な一面も持っていたことに気づきびっくりした。ごく最近の話である。

この2人に僕は悩んでいた。完璧にこなすことは別に悪いことではないけど、なんか物事がスローになって、うまく先に進めない感覚がある。一方で雑にやると、周りから「えー、本当にやる気あるの?」って言われそうになる気持ちになるし、僕自身のことならいいけど他人に迷惑をかけてるんじゃないかと思ってしまう。

そして僕は閃いた。「完璧にやりたくない時には雑にやるブライアン呼んで、雑にやりたくないときは完璧主義のブライアン呼んでくれば良くね?」と。確かになんか良さそう。よし、とりあえず雑にやってみるかってなった(→雑にやるブライアン発動した)

あるデザインの案件をしてた時のこと。いつものように完璧主義な方がフルパワーを発揮して、超絶細かいところまで気にかけながらデザインをしていた、その時…!

僕「はい!雑にこなすブライアン、召喚っっ!!!!」

ジャジャーン!!!!!

出てきたのはおなじみ、雑にやるブライアン。彼はすぐさま、あれほどこだわっていた細かい部分をすっとばしてとにかく素早いスピードで完成にまで持っていってしまった。これを完璧主義のブライアンがみたらきっと「ひええええぇぇぇぇやめてぇぇぇぇぇ」と言ってしまうのが想像できる(笑)。

そしてなんとかできたデザインをチームの人に見せる。僕は内心「どうしよう…雑な一面出しちゃったから、なんか色々言われるんだろなぁ…」と不安を感じていたけれど、相手はむしろ笑顔で「いいじゃん!すごい!ありがとう!」と言ってくれた。僕は救われた気持ちになった。

ここでひとつの気づきを得た。それは、僕が完璧(or雑)に作ったモノを相手に渡したり見せたりした時、相手にとっては別に完璧にこなしたことも、雑にしたことも、実はあまり気にしてないということである。それよりもやっぱりなんだかんだで、人に感謝されるということが僕も、サブパたちも1番嬉しかったりする☺️感謝 is 大事。たくさん感謝されたい。

改めて言うがこの2人、主義・思想は異なる。でもお互いの強み弱みを補い合えてて、実はとても仲がいい。もしかしたら僕に隠れて、2人だけで飲み会に行ってるんじゃないかと思うくらい仲がいい。もはや嫉妬案件。今度僕も誘ってもらって3人で乾杯したいな🍻そんくらい僕は彼らと、やっと仲良しになれた気がした。

それでは最後に楽しい問いをひとつ。この完璧で雑なエッセイを書いている僕は果たして、どっちのブライアンだと思っただろうか?もしどっちのブライアンで書いたか分かった人はぜひ、レターでこっそり教えてほしい😚

というお話‪( ´ ▽ ` )ノ‬🔆

@skinnybrian
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