緊張している時や何かが心に引っかかっているらしい時にやけに鮮明な夢を見る。いくつかのパターンがあってその手の夢を見ている時は頭のどこかが（夢だよ、これは夢！）と懸命に訴えてくる。そのせいかこの手の夢は目覚めた時に疲労感が強い。
今週、この疲れる夢をまた見た。しかし見慣れたパターンではなく新しい切り口のものだった。
週に一度、美術館か博物館から６点展示品を借りてくることになっているのをうっかり忘れて焦る、という内容。
頭の片隅で（いや、借りてきてもどこに置くの？それに今日まで借りていたものをどこに保管していたの？展示に値するような貴重な、そして多分高価なものがこんな普通のマンションでそのまま保管しているわけがないし、そう、つまりこれは夢！）と冷静に分析して寝ている自分に指摘していた。
しばらくこの手の夢を見ていなかったのに。また見た、と思ったら新しいパターンで一体私の脳のどこでこういうことを考えているのか、なぜこんな夢を見るのか不思議でしょうがないんである。