1月8日までシーモアで「魔入りました!入間くん」が11巻まで期間限定無料だった。
以前から知人オタクから賜った「面白いよ」「早く読んで、もしくはアニメ見て」「なんで読んでないの?」「とりあえず7巻まで読めよ」といつしか推薦から強制に変わっていた言葉の数々を思い出し、「じゃあ頑張って7巻まで読むか……」と思って、踏み入れたその地。普通に1巻が面白くて早々に沼を温泉としました。正月っぽくて良いだろ。
しょうもない感想だけど、本当に「普通に面白い」。これに限る。展開もだらだら感が無く、ストーリーやキャラクターにイライラすることがない。緩急が上手い。ギャグとシリアスの波がいい塩梅だし、あと普通にギャグが笑える。「吸血鬼すぐ死ぬ」といい、少年チャンピオン凄いな。
そして本題の7巻。いや表紙で嫌な予感はしてたんですけどね。劇薬ですよ、これ。人が気軽に摂取していいやつではない。多分7巻だけ10回以上読んでる。
私はいかなる作品においても主人公がその物語を構成する「神」だと思っていて、主人公がいるから私たちはその物語の世界を見てるんじゃないですか。主人公がいなければ、その物語は動かないんですよ。だから主人公が神。そして基本的に主人公は「攻め」だと思っている。(だが稀に例外もある)
そして魔入間7巻、そもそも入間くんってちょっと異世界転生主人公感あって(いや、異世界転生主人公ではあるのか)その可愛さと優しさと話のテンポであんまりそれを感じさせていない、気がする。私が異世界転生モノあまり読まないから知らないだけかもしれんけど。とにかくかわいくて優しくて真っ直ぐ。少年漫画の主人公感に加えて、子どもに与えたい主人公観。
だからこそね、これを原作にやられると暴れるだろ、オタクは。びっっっっっくりして、本当に。これ原作??????個人的にはマフィアifを公式でやってるのと同じぐらいびっくりした。あと22巻も同じ理由でびっくりしてiPhone投げた。これ公式?
とにかく作品としてめちゃくちゃ面白い。本当に1日で既刊全部読むぐらい面白かった。オタク全員読んだ方が良い。え?あ、はい、そうですね。イルアズですね、私は。アズ君は令和の獄寺隼人だよ。