「メイジー・ラヴを綴って」 くれの又秋
どうにか続きをください、お願いしますお願いします、お願いします「オレたちの戦いはこれからだ!」じゃないんですよ本当に、続きをくれ、描いてくださいお願いしますなんでもするからお願いお願いお願い
すっげぇ~~~!!!!!!!って読み終えた後に声が出ました。GW後半初日だぞ、5月3日。甘いシーンとピリっとするシーンの緩急が凄くて、攻めが受けを甘やかすだけじゃない、ちゃんと大人として未熟な受けにアドバイスする部分とかもいいし、攻めが受けに平手打ちし返したところ「ひぇ」ってなった。
というか日高さん(攻め)が敦君(受け)を呼ぶ時に普段優しいときとかは「敦君」なのに、キレてる時は「お前」になるのが好きで好きでたまらなかった。これは単なる私の癖ではあるけど。私の求めてるBL攻めの理想形って日高さつきなんだ……。ありがとう日高さつき……ありがとうくれの先生……。
これ普通に日高さつきが敦君に落ちて、常に大人の余裕見せてるけど内面どろどろになってるの見たいからマジで続きをお願いします……。
「裏切り者のラブソング 2巻」 外岡もったす
受けが精神的に強ければ強いほどカップリングって輝くし、自分の命投げうつような自己犠牲感の強い人間が男も女も好きなので、自分が死んでも受けが幸せなら良い攻め×精神的に誰よりも強くて全部守り抜くつもりのメンタル男前美人受けを圧倒的画力の外岡もったす先生が描くからまた良いんだよな……。
ジーノとダンテが密会するシーンでジーノが「好きだったんだダンテ…」からの「銃を抜け」の切り替わりが良すぎる。その後の「やっぱ…ここにいんじゃねーか」で全部持っていかれた。緩急の塩梅が上手すぎる。
3巻どうなるかな……ってちょっと不安だったけど、次巻予告で最甘保証されてて笑った。これだから外岡もったす先生ってやつは最高だよ。
「噛み砕いて愛を教えて 1・2巻」 ぽけろう
読む前は1巻帯の「優しい隣人が発情したら問答無用で種付けプレス」で何言ってんだ???????ってなったけどマジだった。マジだったけど、そんなエロ帯煽りが霞むぐらいストーリーが良い。
最初は半獣人ものだと思って読み始めたけど、獣化症という疾患の進行で悩む狼谷さんとそれを支えたいし恋愛感情もある人見くん……二人ともかわいすぎるんだよな……。狼谷さんもいい人なんだけど、人見くんのことを思って態とキツクあたるのもまたいい。まあでも何せ人見くんの献身っぷりや悩んでいる姿がかわいくてかわいくて、2巻読んだ後に迷わず最新の単話読んだら人見くんがぐずってて、可愛すぎてすぐに商業BLをたしなむ友人に共有した。
こんないい子を好きになっていいわけが無い、自分にはそんな資格ない、手放すべきだってなる攻めは身体に良いからそういう癖がある人は読んだ方が良い。
「恋も過ぎれば」 上田アキ
ドラマ化待ったなし。上田先生の描く攻めって昔からまじでかっこいいよな~~~、はずっと思ってる。
無自覚誘い受けのセイさんが序盤から終盤にかけてどんどん余裕をなくしていく姿が良かった。それに対して蘇芳がだんだん心に余裕が出てるのが攻めの特権だなあ~~~ってなって最高だった。運命って良いですね。大人の本気の恋ってマジでいい。早めにドラマ化した方が良いよ、ほんと。
「タカラのびいどろ」 鈴丸みんた
ドラマ決定の報を見て「そういえばこれ読んでないな」と思い購入した。今まで読まなかったこと後悔したし、そりゃドラマ化するわ……となった。こんなに美しくも繊細で、でも明確に恋に落ちる瞬間を見たの久しぶりかも。「昨日電車乗ってる時……たのしかった」「好きなやつに会いに行くってすげーな」って宝先輩が言った時に泣いちゃったよ、ほんと。
あと初エッチ2日かけてやってんのあまりに可愛すぎるし、なんで攻めって付き合う前後で男前度がめちゃくちゃ上がるんだろうね。元から男前なのにね、カンストだよ。
「凪がれ星」「薫-くゆる-」 ミギノヤギ
たまんね~~~!ミギノヤギ先生の過去がありそうな受けとド直球に受けのことを想う攻めがマジで好き……。「茅花かす陽」で絵とストーリーの繊細さと優しさが凄いな、と思っていたけど、「凪がれ星」も優しい物語だった。嫌な登場人物が誰もいない。一緒に買った「薫-くゆる-」も受けの元カレが嫌な奴だと思ったけど、彼は彼なりに受けのことを想っていたが故の選択だったのか……しんど……ってなった。
ミギノヤギ先生の攻めって最終的に受けに静かながらも激しい執着を持つから、あんなお綺麗な顔した攻めが内心どろどろになってるんだなと思うと最高。ちょうどいまコラボカフェやってて、アクスタとか売ってるの本当にありがたかった。
「スイート・ナイトメア」 イイモ
「悪癖」で出会った神、イイモ先生の新作はタイトル通りスイートだった……。オメガバースもののシナリオを考えた時に「屠殺」のワードが頻発する人でもこんなハッピーエロ漫画かけるんだ……そっか……人間って深いな……と思えたし、そもそも「悪癖」もストーリーが重厚なだけでグロいわけじゃないし(関係性はグロいけど)、ミステリー感もあってそれでもハッピーエンドだったから別に不思議はないな。
「ミツバチ」で吸血鬼と夢喰いのワードが出て、「無灯くんのおいしい悪夢」から「なりそこないのけものたち」に話が繋がるのすげーってなったし、「ミツバチ」がそもそも5年前描いた漫画ってマジ……?イイモ先生の穏やかで優しそうなのに、性行為に及ぶとちょっと意地悪だったり怖くなる攻めがやっぱり好きだから、「ミツバチ」の丸村さんマジで良いし、羽舐めるのもめちゃくちゃいい。その種族にしかない器官が性感帯になるのたまらねぇよな。
かと思えば無灯くん攻めなのにものすごく可愛いし、リオくんもかわいい。リオくんに関してはイイモ先生のそっちの趣味の気もするし、久しぶりパーフェクトプラネット読みたくなったから、多分そうだと思う。
上記以外に5月6月に買った商業BLリスト
「ヤンキーとキャラメリゼ」/「オメガの隠しごとは、ホテルのなかで」/「俺の声でえっちなことしてた?」/「俺のエロ配信がバレて上司にハメられてます!」/「アサヒさんは啼かせたい」/「きっかけがこれでもいいですか?」/「恋愛体質 恋を知らない僕が君を愛するまで 1・2巻」/「毒を喰らわば皿まで」/「シークレットアフターワーク」/「ちぐはぐなキス」/「虎に咬みあと」/「6と7 第2話」/「ONE HOUR LOVER 番外編」/「舌先から恋 2巻」/「ベッドの中では世界一愛して」/「前略、お兄ちゃんは聖女になりました。 1・2・3巻」/「嘘をつくのは好きのせい」/「半分あげる」/「ノっぴきならぬ」/「探偵事務所の飼い主さま」/「オフステージラブサイド」/「演技でいいから食べてくれ」/「バカで弱くて無様でも 上下巻」/「サクラゴシップ」/「シャングリラの鳥」/「紙の船で眠る 上下巻」/「兄の忠告」/「愛ってやつを教えてくれよ」/「カメレオンはてのひらに恋をする。」/「鴆ージェンー」/「鴆ージェンー 比翼の鳥」/「はきだめに恋」/「バックヤードラヴァーズ」
まーーーーーた2ヶ月で50冊近く買ってるし、ここに書いてない雑誌類と小冊子と単話もあるから多分50冊は越えてる。5月は同人誌の原稿書いてたはずなのにな、おかしいね。
「ノっぴきならぬ」は2巻めちゃくちゃ楽しみだな~、なので2巻出たら感想書きたい。個人的に今更「鴆」シリーズ読んだけど、様々な癖が刺激されてしまい困った。あとBLアワード特典冊子で読んでから気になった「オフステージラブサイド」が真っ直ぐに可愛かった。
以上。