おいしい珈琲の淹れ方

smdmts
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ぼくの朝のルーチンは、起きてすぐに珈琲を淹れることです。珈琲の味を決める要素には、豆の種類、焙煎、挽き、ドリップの方法、水質、お湯の炊き方などなど、こだわればキリが無いのですが、喫茶店の味を家でだす為にこだわりの方法を少しだけ紹介してみます。

水を磨く

ぼくは、珈琲のなかで一番重要な要素は、「水」だと思っています。東京都の水道水をなるべく美味しく炊くには、仕込みが必要と思っています。

  1. 東京都の水を浄水器にかけて、ペットボトルに入れる

  2. ペットボトルに、貴陽石セラミックを入れて、10日間寝かす

  3. 水を琺瑯製のケトルにいれて、貴陽石セラミックと一緒に炊く

科学的な理由はよく分からないのですが、貴陽石セラミックは珈琲の味をまろやかにし、鼻にフワッとあがる上品な味になることがわかったので愛用しています。このお湯は珈琲だけで無く、緑茶、紅茶、台湾烏龍茶などなど、風味が上品になるので、生活全ての飲料水にこの水を使っています。

ちなみに日田天領水を使うと、大変な工程を必要とせず、そのままで相当美味しく入るのでおすすめです。このミネラルウォーターは個人的にかなり美味しいと思うのですが、コスト的にお気軽に使えないので、特別な時にだけ。

ドリップを選ぶ

ドリップ方法は、自宅で気軽にできるものにハンドドリップ(ペーパー、ネル)、プレス(フレンチ、アメリカン、エアロ)の5種類あります。ぼくはペーパーと、アメリカンプレスを使っており、ネルとフレンチプレスはごく稀に使っています。

それぞれ出てくる味に違いがあるのですが、最近のお気に入りはアメリカンプレスです。ハンドドリップ系は雑味が出ない代わりにうま味が少なく、プレス系は雑味がある代わりに、濃いうま味がでる傾向があります。ネルはうま味が出る反面手入れが大変なのでしばらく使ってません。

アメリカンプレスは機材に少し費用が掛かるのですが、使う豆の量が少なくなり手入れも簡単なので総合的におすすめです。

珈琲豆を選ぶ

珈琲豆は、アフリカ、東南アジア、中南米で、それぞれ特徴があるのですが、無農薬、有機農法(無化学肥料)のオーガニック系がおすすめ。有機農法で作られた珈琲豆は雑味が少なく、うま味が強い傾向にある気がしています。

ぼくは日常使いには、コナ、ゲイシャ、ブルーマウンテンNo1などの高級種よりも、東南アジアか中南米系の有機農法豆のほうが好きです。高級種の珈琲豆は、それぞれに際だった香りの特徴があり、珈琲というよりはラグジュアリーのある風味を味わうもの。一般的なイメージの延長にある珈琲のうま味の方が優先しているのかも。

ほかにも焙煎度合いやグラインダーの種類、お湯の温度など、いろいろあるのですが少しマニアックになってきたのでここまでにしておきます。