年末からずっと心身が不調で、1/5現在でもまだ100%ではありません。原因はいろいろ、災害のショック、年齢的なもの、実家とのゴタゴタやらですが、いずれも「自分ではどうしようもない」ことばかり、そうなるともう歯車を直せるものでもなく、すこしずつ噛み合わせが戻ってくるのを根気よく待つばかり、松ばかり…
よく海辺を歩いた暮れから年明けでした。
海はいい。
風と波と、潮で浄化された石や貝を見ていると、私にもその在りようが入ってきます。生物はこうあるべきという自然のお手本は万物に宿っていますが、私は海が好き、海がお手本だと感じています。海のそばで育ち、いまも海のそばで暮らしているからかもしれません。
海というものの、その圧倒的な物量は有無を言わせぬものがあります。時々は人の暮らしを根本から脅かすものでもあるけれど…、それでも、それを含めてもまだ余りある、海の力に救われる、そして圧倒される。
新しい年、たくさんのことがあり、外の世界のできごとに呼応するように、我々の心理も木の葉のように揺れ動きます。けれどそれは自然なこと、自然のこと、自然であればこその揺らぎとわりきって、夜をすごし、朝を迎えていく、そのくりかえし…
写真は新年に見た美しい虹の橋です。海と虹と私と、ありがたい瞬間でした。がんばろう、と思いました。
(2024.01.05)