普段から本物からはかけ離れた下品な画像を持て囃しておいて、(むしろ、そういったものをありがたがるような)、いざその成果物に金銭の授受が発生するとなると手のひらを返したように批判する、その矛盾した思考が理解できない。
私は元からAI生成による画像かどうかに関わらず本来のそれを損壊するようなものを否定し続けてはいるが、彼らのやっていることと生成AIで名声を得ようとする行為に何の違いがあるのだろうか。自分たちが楽しければ「善」、取り上げられるのは「悪」。価値基準はあまりに幼稚。
それを改めて確信したのは、「(自分が体験する前の)ネタバレは嫌」と文句は言いながら、出所の分からない怪しげな情報は自分に利するものであれば「自衛して」の一言で汚染行為を行うこと。酷い自己矛盾を生じているのに気付かないどころか誰にもそれを指摘されずにいれば、それは増長もしようというものだと、何となく納得できた気がした。
確かにあそこは沼なのだ。