2023年にサポートしたOSSやその作者の方々

S氏
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2023年もあとわずか、ということで GitHub Sponsors や Open Collective で金銭的サポートをさせて頂いたOSSやその作者の方々についてまとめておきます。

サポートする理由

IT業界に身を置く者として、自分の仕事や生活は何かしらの形でOSSに支えられて成り立っているので、その見返りとなるものを少しでもOSSのコミュニティや作者に還元できたら良いな、という想いから202x年頃からOSSへのサポートを始めてみました。

GitHub Sponsors でサポートさせてもらった方々

@alexandreruban

Turbo Rails に関するチュートリアル(利用と実装)を公開されている方。Turbo Rails を理解するにあたって、そのチュートリアルがわかりやすくて助かったのでサポートさせて頂きました。

@asvetliakov

vscode-neovim の作者の方。普段使いのエディタを Neovim から VS Code に切り替えるにあたって、随分とお世話になった VS Code extension でした。

@azu

Twitter など SNS での情報発信や textlint, Secretlint など便利なツールを OSS として公開されて、情報のカバー範囲も広くいつも参考にさせてもらっています。

@fujiwara

ecspresso を始め多くの「隙間家具」(と呼ばれる既存クラウドサービスの使い勝手を改善するツール群) をOSS として公開されてて、ecspresso はここ数年実務で導入させてもらって大変助かっています。来年は自分もすきま家具職人を目指したいと思います。

@h13i32maru

複数のリポジトリにまたがってGitHub の Issue 参照するのに jasper を便利に使わせてもらっていました。 (最近は VS Code extension を使う場合が多くて、あまり使っていないですが )

@hediet

VS Code で図を描くときに vscode-drawio がすごく便利です。`.drawio.svg` 形式や `.drawio.png` 形式で保存すると、GitHub 上の Markdown ドキュメントで図として参照もでき、かつ、drawio でそのまま再編集もできるので、個人的には全エンジニアおすすめしたい VS Code extension です。

@Homebrew

Homebrew は開発環境を整備するツールとして mac だけではなく Windows (WSL) でも欠かせないものとなっています。

@mattn

以前は Vim 関連で、今は Go 言語関連で多くのライブラリなど OSS を公開されていて、いつもどこかでお世話になってきました。

@matz

Rubyは今でも好きなプログラミング言語です。Web の開発が好きになったのも Ruby on Rails が出てきたのがきっかけだったし、今でも、コンピュータにちょっとした何かをさせたいときには、Rubyを選ぶことが多いです。

@mockoon

OpenAPIによるAPIの定義から、そのモックサーバーを立ち上げるためのツール。faker が組み込まれていてダミーデータの作成も自由にできるのが良い。ツールとしてとても便利な割に、あまり認知されていないのがもったいないので、応援しています。

@Shougo

Vim / Neovim のプラグインマネージャでお世話になりました。

@Songmu

ecschedule, tagpr を実務で使わせてもらってて、他にも OSS のツールやライブラリを使わせてもらっている気がします。多分。

@tekezo

自分にとって、macを快適に使うために Karabiner-Elemens は欠かせないツールになっています。US配列キーボードの左右の `cmd` キーに英数・かなを割り当てたり、いろいろ細かいカスタマイズするのに使ってます。

@uhyo

去年から今年にかけて、これまでほとんど経験のなかったTypeScript/Reactをガッツリ使うことになったので、ブルーベリー本やブログ記事には大変お世話になりました。

その他の形でサポートさせてもらった方々

ちょと長くなってきたので、名前だけ。

Open Collective

Mozilla Foundation

さいごに

エンジニアという職業に就いて30年が過ぎ、ここ数年なんらかの形でOSSやそのコミュニティに貢献したい、という気持ちが常々ありました。

元々は、自分自身でOSSを公開して業界で一目置かれる存在になる。というのに憧れていたのが原点な気がしますが、今では何かの形でも良いので貢献できることがあれば、やって行きたいと考えるようになりました。

GitHub Sponsors や Open Collective による金銭的サポートも、コードを書いてリポジトリに Pull Request を投げるのも、形が違っていても、OSSへのコントリビューションとしては同じだと思っています。

この記事を公開するにあたって、偽善的に思われるかな... という不安もありますが、このような形でのOSSへのコントリビューションもある、という考えが当たり前になってくれると良いなー、という気持ちがあり公開してみました。

自分自身、来年はもっとコントリビューションできるような状況(スキル・経済的に)になってると良いですね。

それでは良いお年を🎍