祖父がこれでもかという量の写真をアルバムにまとめていて、もうそれが本当に良すぎたので、今年からアルバムを作ろうと思う。写真を最近面白いと思う理由は、たとえ何気ない時間でも、何かしらの負を帯びた時間であっても、それを写真として記録し、後になって見返す眼差しはまた別の意味性を持ち、愛おしいと思えるところ。取り扱いのしやすさはデジタルの方が上だが、ものとしてのとっかかりがあるところ、そこから発せられる偶発性みたいなところは紙の良いところだ。だから今年から、僕はアルバムを作ろうと思う。しぇんだくしょん矢の如く過ぎ去る日常の、ちょっとした深呼吸