左側の運が悪い

snows
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公開:2023/12/4

タイトルをご覧になって「は?」と思われた方、ごめんなさい…。

何の左側かというと、身体の左側です。単なる偶然だろうと思うのですが、ふと考えてみると左側の運が悪いのです。ただそれだけのしょうもない話です!(追記:半分、簡易病気レポ的になってしまいました)

なお、私自身は過ぎ去ったこととして何とも思っていないので淡々と書いていますが、病気や怪我の話がいくつか出てきますので、そういった話題が苦手な方、気持ちが引き摺られやすい方はどうかご注意ください。

ということでまず最初に思い浮かべるのは、私が中学入学後まもなく発症(?)した画面神経麻痺という病気。

顔面神経麻痺とは、簡単にいうと(その名の通りではありますが)顔の半分で神経が麻痺してしまうという病気です。原因不明であることも多く、私もその一人でした。(ちなみに病名で画像検索すると少々ショッキングな印象の症例写真が出てくるかもしれませんのでご注意ください)

ある時、食べたお菓子の味が甘いはずなのに苦くて、なんかこれ変な味がする!と言ったものの家族は普通の味だと言っていて主張が食い違い……。念のため病院へ行った方がいいねとかかりつけ医のもとへ行き、そこで紹介状を書いてもらって翌日即入院となり……と、その辺は今どうでもいいので端折りますが、その際に麻痺したのが顔の左半分でした。

本当に、顔のど真ん中から左半分が麻痺している状態です。お医者様いわく私は結構重度の麻痺だったようで、左側だけ聴覚が弱まり、舌の左側だけ味も熱さも感じられず、口も閉じられず、瞼もちゃんと閉じませんでした。自分では鏡を見ない限りわからないので、当時さほど見た目は気にしていなかったのですが、今思うとなかなかショッキングな見た目だったのでは……と思います。当時から能天気な性格でよかった。

ちなみに、当時入院してしっかり治療したおかげで幸い後遺症もなく治りました。もしかすると、顔をまじまじと見たら左右非対称かもしれませんが、少なくともぱっと見では気にならないと思います。これが一例目。

二つ目は、学生時代になった「低音障害型感音性難聴」という疾患です。これも左耳だった……。

ある日起きたら、あからさまに右耳があまり聞こえない(と、このときは思っていました)状態になっており、何これ怖い!と耳鼻科へ直行しました。そこで聴力検査などを色々と受け、最後にお医者様が、音叉を私の額につけて軽く(音叉を)叩きました。もちろん診察の一環です。そこで言い渡された衝撃の事実が「聴力が落ちているのは左の耳です」ということでした。右だと信じ込んでいたのに!

理屈は忘れてしまいましたが、実際に聴力が落ちているのとは逆側に不調を感じることも珍しくない、というようなことを教えていただいたような気がします。……たぶん。記憶が曖昧で申し訳ございません。

それは幸い飲み薬などで改善しました。ですので出来事としてはたいしたことないのですが、なんとも長い病名なのでインパクトがあり、未だに覚えています。これが二例目。

そして三例目は……(個人的に)記憶に新しい、梯子踏み外し事件です。これも、両足平等に落っこちたはずなのに左足だけ負傷しました。

なんてことはない、ベッドの梯子……これがまた細くて心許ない梯子なのですが、そこを降りようとして足が滑って落っこちたというだけの話です。

落ちてびっくりしたのであまりはっきりとは覚えていないのですが、たぶん一番上の段を踏み外しまして、そのまま正座みたいな形で落っこちました。頭からでなくて本当に良かったです。運が良い!

その際、残りの梯子に足を強かにぶつけたのですが、それがまた何故か左足だけでした。先述の通り、落ちたときはたぶん左右平等だったと思うのですが……何故か、左の太腿に大きな痣が、左足首にはとても薄い(けどそこそこ痛い)痣ができました。それなりの高さから落っこちてもその程度で済んだのは運が良かったのか、落ちた先が散らかっていたからなのか……。(手芸用品を詰めた袋を一時的に置いていたので、ふかふかしていました。だらしがない性格で恥ずかしいですが、今回ばかりは命拾いしました)

これが新鮮な三例目です。

頑張って思い出せば他にも例がありそうですが、パッと思いつく三つの例を挙げて、「私の左半分、運が悪いな……」と思ったことを綴ってみました。いや、最後の例は半分運が良いようなものですが。

そんなこんなで、(毎回言っており、しつこくて申し訳ないのですが)この長ったらしくしょうもない超個人的な文章を最後までお読みくださった方がもしいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました!皆さまもどうか、健康と安全にはお気をつけください。

@snows
「名探偵コナン」が大好きです。 こちらでは、思ったことをそのままつらつらと書き綴っていこうと思います。基本的にすべて自己満足で書き散らしています。文章を短くまとめるのが苦手でほぼ必ず長くなります…。