こんまりメソッドとコト消費

Yuki
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引越しに伴って断捨離をしていた折、頭の片隅に潜んでいた"こんまりメソッド"を実践してみた。

なんでも"ときめくかどうか"で物を取捨選択していくと、自分にとって特別感のあるものだけが残っていくという。

判断基準が分かりやすく、単なる片付けメソッドとしても悪くないのだが、アウトカムがなかなか素晴らしいなと思った。

こんまりメソッドの理想型では、日々の暮らしの中で触れるもの、使うもの全てが"ときめき"という感情を呼び起こす状態になる。

大袈裟に言ってしまえば、常日頃プチ感動体験を味わえるというわけだ。

ここに"ときめき"というフレージングの妙も感じるが、とにかくこうすることで家にいるだけで情動をポジティブな方向に誘導できる。

ところで"モノを取捨選択することで情動を尊重できる"というテーマは、"モノ消費からコト消費"と近しい位置にあるトピックに感じる。

こんまりメソッドでは取捨選択の結果、コトを感じさせるモノだけが残るというロジックだが、"暮らしの中のコト消費"は他にないだろうか?

DIYやアート作品を置くといった類の営みはだいぶ近いところにある気がする。

GPT君に聞いたら"料理"と返された。

確かにそうだ。

明日から料理しよう。