その問いは誰のためか

そば
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最近読んだ、『組織を変える5つの対話』に「真摯な質問」という考え方が紹介されていた。

健全に対話をしていくためには、自分の考えを主張をするための質問ではなく、相手を理解する、学びを得るための質問をすべし。それが「真摯な質問」だ。

同書によると、「真摯な質問」には3つの特徴がある。

  • 本当に答えを知りたい

  • 答えを聞いて驚くことがあってもそれは当然である

  • 答えに応じて自分の考えや行動を変えることをいとわない

また、今読んでいる『「自分の意見」ってどうつくるの?』にも同じようなことが書かれていた。

悪い問いには5つの特徴があるそうだ。

  • 答えが求められていない

  • 偏見が含まれている

  • 「私」が主語になっている

  • 感想・感情に関する問いになっている

  • 前提がすでに決められている

中間管理職という立場だと、「○○ってどうなってます?」「△△について、どう考えていますか?」など、上下関係の中で問いを投げかけることが多い。

意見を通す、正当性を主張するような、自分のための問いになっていないかを意識していくのが良さそうだ。

@sobarecord
チーム作りの専門家。アジャイルコーチ。最近は中間管理職を極めようと活動中。専門領域はチームビルディング / ファシリテーション / アジャイル / スクラムマスター / システムコーチング / 意思決定 / タスク管理