12月24日

socotsu
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公開:2023/12/24

昨日の日記が昨日中に更新できていなかったことに気づいてしまったと一瞬後悔したが、duolingoの連続勉強日数がリセットされるよりはたいしたことではないなと思い直した。だいじなのは続けることよ。なんなら間が空いてもまた再開できることがだいじ、と自分を鼓舞する。

クリスマス、当日それっぽい過ごし方をするというより近くの土日にイベントを寄せる人が多い印象で、特にお子さんがいる方はそのほうがよいのだろうなと思いながら、友人から送られてくる写真や、SNS上のパーティーの様子をほほえましく見ていた。自分で何かやるというより、クリスマスを思い思いの方法で楽しく過ごしている人たちの様子をちらりと垣間見て、いろんな過ごし方があるんだなという感想をいだくのが、自分なりのクリスマスシーズンの過ごし方なのかもしれない。起きて昨日のお酒の残り具合にぼんやりしつつ、フィットボクシングをやり、パンとヨーグルトを食べ、と普段の休日の過ごし方をした人間。でもそれはわたしがまあまあの歳月を共に過ごしたパートナーがおり、もはやイベントごとにたいしてやる気をみなぎらせなくても大丈夫な状態だからであるからなのだろうな、という特権性は自覚している。と書いて特権性を自覚している人間であることでだれかに許してもらおうとする姑息さを隠しきれない人間でもありますね。二人組でいることが推奨されてしまうことの意味を考えてしまうのは、息をするようにずっと前から二人組でいることが当たり前の世界から、かなり距離を置いたところでずっと立ち尽くしている側の人間だったので。

タルト・タタン

昨日のお店のタルト・タタン。もうちょい焼きしめたほうが個人的には好きかな?と思って食べすすめたら、酸味とねっとりした食感があとから迫ってきて、ないものねだりはやめろ、それぞれのよさ……!パンチをくらった。 

白い襟、グレーニットに黒鳥を編み込んだニット

何年も前に編んだのでまあまあくたびれているかもと思いつつ、とても気に入っている黒鳥ニット。

公園 芝生に敷き詰められた落ち葉と木

めちゃくちゃ寒かったけど広い公園はよい。

倉俣史朗のデザインの机
倉俣史朗のデザインの机のアップ

倉俣史朗の企画展に行った。色とりどりのシーグラスが埋め込まれたような机、まるみも含めてとてもかわいい。この部屋の作品だけ写真OKだったのだけど、夕方のまだ明るいうちに入って、二周目の再入場の時はもう外が真っ暗で、遠目で見るとまた違った印象になった。せたびのあの窓の外の景色が借景になる最初のスペースは、何度来ても何が飾ってあっても(飾っていなくても)とてもよい。

倉俣史朗のさまざまな媒体になった文章も作品のあいだ間に貼られており、とても興味深かったので、どこかでまとまった文章を読んでみたい。演劇や文学、音楽にインスピレーションをうけた作品も複数あり、キービジュアルになっている透明な椅子の座の部分に薔薇の花が埋め込まれた作品の名前は「ミス・ブランチ」で、あの『欲望という名の電車』からとられたものだった。(観劇したことがある作品だなと思っていたけれど『地獄のオルフェウス』のほうでした)

展示されていた椅子とその奥の窓から見える公園
百合根とセロリの炒め物
セロリの湯引き

レタスの湯引き、セロリと百合根の炒め物、両方とても好きだった。酒徒さんレシピから作りまくることを心に誓う。前者は調味料の組み合わせの妙、後者は食材を適切な固さに調理することがおいしさのキーなんだろうか。

パテとテリーヌ

ぜったい赤ワインに合わせたい味だったのに、昨日のアルコール摂取量を考慮し、金柑を漬けているマリネ液を炭酸で割ったものを合わせる。これはこれでいいのだが。

@socotsu
そこそこ/日記のタイトルは川柳