筍を茹でながらこれを書いている。今井真実さんが皮を全部外して、舐めて美味しいくらいの塩分濃度で昆布を入れて長時間茹でればOKと投稿されていて、たしかにぬかで茹でると始末がたいへんなのだった、と数年前の記憶を掘り起こしながら、しかし謎の構えによりプラスで米を一掴み入れてみた。さてどうなるかと思いながら、何かを長時間煮ている鍋のそばで、ときどき中身を覗きながら別のことをする時間は結構好き。しかしわたしは吹きこぼし王でもあるので、ふつふつとした音が妙な様子を見せたら(聞こえたら)すぐおびえてコンロの方を向いてしまう。さてこの筍はおいしい筍か。
いつもは美容院の前に晩ごはんをすませていくスケジュールが、今日は予期せぬ残業で時間がギリギリになってしまった。ぐおおと心の中で叫びながらまっしぐらに帰宅し、タッチアンドゴーで美容院へ。いちおう伸ばしているのだけれど、少しずつ整えながらなので、はた目からは、なんなら自分でも伸ばしている感覚があまりなかったりする。でもこめかみの部分がかなり伸びてきて、若干ふくらむためワックスorバームは必須。
こういうものが一番好きです。アボカド、くだもの枠らしいけど、セルフレジのコンビニで買うたび、その事実を毎回突きつけられるこのごろ。初回は散々迷って、あれ、そういえば、といちばん最後に気づいた。
失ってしまった趣味における非常に重要なニュースがあった日で、大きな区切りがひとつついて今日から新たな一歩、頑張ろうね、というムードもどこかではかもされているのかもしれないが、あえてこの言葉を使うなら、わたしの中では「壊れたものは壊れたもの」のまま。適切ではないのかもしれないけれど。